バッテリーは新品
セルスイッチも端子を磨いてバッチリ。
が、セルの元気がもう一つ合格点に足りない感じ。
新車はこんなんじゃないはず!
2万キロ超えてきたのでここで一回バラシてメンテしておきます。
過去、何度か他車種でやってる作業のためなんとかなるだろうと踏んでチャレンジ。
※セルスイッチ、セルモーターは頻繁にメンテする箇所ではないですが一度は見ておきましょう。
なお必ずバッテリー電源を外してから作業しましょう。
ここですーここ。
まあむき出しですから、前側のボルト2本と後側のプラスマイナス端子を外せば、カパっと外れます。
うーん
後ろ側、ボルト2本緩めれば蓋が外れます。
端子は磨いておきましょう。
御開帳、まあそれなりのダストっぷり、これが詰まると悪さします。
おお、4ブラシなのね。油冷のデンソーは2ブラシだった記憶。
ブラシもそれなりです。
距離なりのカーボン付着といったところでしょうか。
焼けは見当たらずホッとしました、OKです。
1200番くらいのペーパーで表面を優しく撫でて、汚れを落とします。あくまで優しくです。
溝もペーパーで掃除しておきます。それなりにダストで詰まってました。
装着側の画像↓
焼け、溶け、傷欠けなし。OK!モリブデングリス塗っておきましょう。
ふーん、当たり面は、まあこんなもんかな。
石の落下、無し。ちゃんと付いてますね。この機会に周囲を掃除しておきます。
ダストが溜まってて汚いです。
ブラシとスプリングチェック!4つもあるので装着はちょっとコツが必要です。
※私はブラシとスプリングをタイラップで固定してから、装着します。2つくらいなら手作業でなんとかしちゃうのですが・・
ブラシの長さチェック!
12㎜くらいか?変な表目摩耗も割れ欠け無いのでOKとします。
確かmin10㎜がだったような、まあ交換パーツ用意してないので戻すの一択です。
※クリップの当り部分の摩耗が見られますが、まあこんなもんでしょう。次回は交換しても良いかな(ちょい緩い感じ)
掃除してモリブデングリスぶち込んで装着します。
蓋の構造からして、定期でモリブデングリス入れるのが正解?
各部端子を磨き、元に戻して軽く試走です。
うむ、始動が元気になった感じです。キュルボン!です。
何回か始動してみましたが、セルが変に飛ぶ様子もなく問題なし。
OK、
精神衛生上もOK
※これ重要
私が使った用品は以下です。
ヤスリ、耐水ペーパー、パーツクリーナー、モリブデングリス、接点復活剤、ウレアグリス、タイラップ(ブラシ固定用)、こんなもんかな?特に特殊工具は必要ありませんが、重要箇所のため取り付けは脱着は慎重に行いました。
参考まで、私が使っているモリブデングリス100g、ウレアグリス100g、シリコングリス50gの3種です
(今回はシリコングリスは使わず、もっぱらプラやOリング用です)、軽いDIYなら数年使える量です
全てAZです、理由は量と安さと性能のバランスです。
以前はデイトナなど(耐熱温度が微妙に違う)を使っていましたが、
諸々出費が増える昨今、
量とチューブからの使い易さで選んでおります。
シリコングリスはどうしても割高なんですよね。。
ここ十年数年くらいAZを愛用していますが、燃料添加剤含め特にトラブルもなく十分に使えております。
まあそうじゃないと既に廃盤ですよね(笑)
あまり費用を気にせず使える量なので重宝しております。
さ、これでもう2万万キロ安心して走れることを祈って終わります。
完