湧水地点(展覧会) | 木端美人のブログ

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退職後、亡者に対する鎮魂が主たるテーマで、老いて木彫りをおこなっています。出かけた旅路で見つけた洞(主に樹木のウロ)に「立土筆」という小物を置き忘れて(意図的ですが)くるというものです。

 秋田市文化創造館で開催されている『第8回ものづくりデザイン専攻研究発表展「湧水地点 ~二十四節気~」』を拝見してきました。

 今回の展覧会のテーマは、『日本人の生活に深く浸透している二十四節気の言葉に寄せて細やかな季節の変化を「もの」に昇華』した作品ということで、鑑賞しながら、我がこの一年を改めて振り返る機会ともなりました。多様な素材による個性豊かな切り口を見せる作品群に引き寄せられては心地よい時間を過ごすことができ、ありがたい企画でありました。

 

「じょうかんの

     ゆらぎたつ

        ゆうすいちてん」(木端美人)