放置 | 木端美人のブログ

木端美人のブログ

退職後、亡者に対する鎮魂が主たるテーマで、老いて木彫りをおこなっています。出かけた旅路で見つけた洞(主に樹木のウロ)に「立土筆」という小物を置き忘れて(意図的ですが)くるというものです。

部屋のあちこちに色んなものが散見される。掃除のついでに並べてみた。脈絡のない物どもは、生活の時系列の中で微かなつながりも浮かび上がってくる。

飛び石となった行動の記憶は、再構成される夢想の中で、遊ばれている。

「ほうちされている

       ものども

         ならべみる」(木端美人)