二兎追う者は。いずれ三兎も四兎も得られるようになる
前著『』で私は。捨てること、削ることが大切だと言いましたが。なんら矛盾することではないのです。
私は整理すること、捨てることを説きましたが。『あきらめること』はひと言も推奨していません。
欲しいと思ったものを簡単にあきらめることほど。自分のためにならないことはないとまで思っています。
いったん集中するためにそぎ落とすだけであって、本当に必要なもの、欲しいものはまた必ず浮上してきます。
そしてここからがミソですが。あまりにも多い『選択肢』をいったん削ぎ落し、必要な余裕を獲得していくことによって。
一度にふたつ、みっつのことを追うことが可能になってくるのです。
もちろん余裕が生まれてきたとしても瞬間瞬間の『取捨選択』の大切さは変わりません。
一度生まれた余裕にあぐらをかき過ぎているとあっという間に元の木阿弥です。実際には何度かそれを経験することでしょう。
しかし失敗しても何度も立ち上がればよいのです。そしてあなたは適切な『したたかさ』を身につけ。
一度により多くのものを追うことができる器を獲得することができるでしょう。
A or Bという発想は、対立です。A or Bという発想は比較です。A or Bという発想は。突き詰めれば『戦争』です。
A and B。AもBも欲しがっていいのです。Aの考えも。Bの考えも尊重してよいのです。
現実的な話。どちらも追うということはより『効率』が必要になってきます。二兎追うための知恵が求められるということです。
もちろん毎回どちらも手に入る、ということではないかもしれません。どちらかはそこまで必要ではなかったと気づき、諦めるかもしれません。
そういった意味での『諦め』は価値のあることだと思います。当然ですが欲しくないと気づいてまで追う必要などありません。
それでもあなたは。二兎追ったことによって得た『知恵と行動力』を失うことはないのです。
もう一度言います。どちらかだけを選ぶ。どちらかだけを尊重するのは突き詰めると戦争です。両方欲しい、得たいのならば。
胸を張ってAもBも。追いかえてください。