コンピュータが欧米文化の中で誕生したのは偶然ではなく必然なのだと彼はいう。
なぜなら、近代西洋の言葉というのは、根底にはイエスかノーの選択をつねに迫る構造を持っているかちだ。
だから、情報時代によって生まれたこの新しい言葉はとても近代的であり、欧米的であるのだ。
少しでもパソコン通信で会話したことのある者なら、それがきわめてデジタルで、つねに瞬間的な選択と判断を迫る言葉によって成立しているということを知っているだろう。
コンピュータの発達がわたしたちのふだんの言葉にもスピードを要求するようになった。
いろんな場面で、瞬時の選択が強制されるようになった。
特にその言葉の変容を敏感に受けとめているのは子どもたちである。