日本人の言葉と情報時代の言葉とは相容れないのだ。
しかし、情報時代は見事に世界化してしまったから、日本人だけ別の道をいきますというわけにはいかない。
わたしはいま日本に現れているすべての問題は、この一点に集約されていると確信しています。
世界化した現在の情報時代は日本の家族と家庭を真っ先に崩壊させる力をもっている。
日本の家族には言葉がないからです」。
欧米の家族には情報時代に対抗できる同質の言葉がある。
彼らはこれまでもそれをフルに活用して家族を成り立たせてきた。
何度もいったけど彼らの住まいには『公』的空間がある。
それは突きつめるとイエス、ノーのはっきりした言葉の空間なんだ。
日本の居聞には言葉がない、ただ『気配』があるだけなんだ。
悲しいことに『気配』は情報時代の新しい言葉にはまったく無力なんですよ。