情報時代が日本の家を崩壊させる。
情報時代に対応できないのが日本人であり日本の家族なんです。
日本の家庭の情報機器類は先進諸国の家庭と比べていささかも遜色はない。
情報時代という場合、日本人が思い描くのはパソコンネットワークや携帯電話である。
それらを整備しハードウエアとして設置したとき情報時代に自分も一員として加わっていると思いこむ。
だが、情報時代の本質は情報のネットワーク化にあるのでも、それによって流通スピードが増し、多様な情報がどこでも取りだせるということにあるのでもない。
情報とはつきつめると言葉なんです。
情報時代の到来は言葉を根底から変えたのだ。
言葉のありさまがすっかり変わってしまった。
コンピュータによって世界化したこの新しい言葉は、きわめて断定的で曖昧さを許さないものである。
二進法、つまり1か0というふたつの「言葉」。