えーと、微妙に前回のつづき?
久々「気まぐれ図書館」、Daddy さん的に「おー」という本の紹介です。
今こそコロナ禍で行った事実をもう一度振り返り、これまでの対策や実践が正しかったのかを検証し、新たな一歩を踏み出す必要があります。
今回のパンデミック騒動が残した感染対策の傷跡は、特に子ども達にとってはとてつもなく深いものとなりました。
過度な感染対策を、なぜ多くの方が疑問を持たずに行動してしまったのか、教育に大きな問題があるのではないかという疑問から、子どもに関わる全ての方々、特に教育関係者の方々に考えてもらうきっかけになっていただけたら幸いです。
また、臨床薬学博士監修の元、マスクやワクチンなどに関する専門的な内容もご紹介しています。
基本的に教師向けの記述が多くなっていますが、そうでなくても、一人の大人として、あるいは親として・・・
例えば、ほんの少しでも、あの不自由で息苦しい日々について「あれは何だったんだろう」とか、種々諸々の対策は「本当に必要なことだったんだろうか」とか、私たち大人の「対応は正しかったんだろうか」といった疑問を抱いているのであれば、読む価値のある本だと思います。
いわゆる陰謀論かと身構えてしまう方がいるかも、ですが、著者さん監修さんともに、普通の校長先生であり、臨床薬学博士です。
原口真一(著者)
栃木県出身。公立学校教員として35年間勤務。最後の4年間は学校経営に携わるが、コロナ禍では感染症への対応に追われる中で、学びの質の低下を押さえるための取組みに注力した。映画「夢見る校長先生~子どもファーストな公立学校の作り方~」に出演。全国で教育に関する多数のシンポジウムや講演会に招かれ、現場経験を踏まえたリアリティのある、かつ誠実な言葉の数々は、子どもに関わる全ての大人にとって明るい道標となっている。
堀内有加里(監修)
千葉大学大学院薬学研究科にて博士(臨床薬学)の学位を取得。2018年まで 東京大学薬剤疫学講座にて教務補佐員・研究員として、医薬品等の安全性監視に関する研究に従事。専門は薬剤疫学/医薬品情報学。
お二人共「世間」と同様、それなりに恐怖に染まった時期もあったとのことです。
が、そこから脱することができたのは、そうですね、他の人より少しばかり、自分の考えや想いに誠実に生きよう、という意志があったからでしょうか。
まずは目次を引きますが、これだけでも、相当程度内容は伝わると思います。
はじめに
一般社団法人 市民審議会について
第1章 教育者としての視点
子ども達が見ている景色 コロナ禍の子ども達の目に「世界」はどう映っているのだろう?
校長の機嫌が悪いのは犯罪(住田校長) 校長が不安と恐怖を軸に学校経営をしたとしたら?
「主体的・対話的で深い学び」が目指すもの 「問」を持つことから出発する
軽々しく物事を信じることは悪である(ウイリアム・クリフォード)
右脳を鍛える 目が見えないことは悲しいが、見える目で何も見ようとしないことはもっと悲しい(ヘレン・ケラー)
「自分も感染していると思って他人(ひと)に接しなさい」と「感染しない・させない」が意味するもの
「空気感」を作った最初の人は誰なのか
「問の否定」は思考停止を、「禁止の連続」は意欲の低下を招く
よく目を開き、耳をたててみたまえ、そこに「泣くが嫌さに笑っている人間」がいはしまいか、と。(開高健/小説家)
全国の幼・保育園は約3万件、小中学校も約3万校…管理職6万人の気付きに紐づく1200万人の子ども達
第2章 校長として実践してきたこと
右脳を鍛える 私の学校経営構想
学校現場の混乱 全国一斉休校で感じた危機感
実践計画「校長として何をすべきか」を模索
今できること 「マスクを外せない子ども達」への支援
第3章 知識理解編
「考える」ということを考えるところから
そもそも「新型コロナ」って何? 〜感染受容体から読み解く〜
宿主・感染経路・感受性者…とは
マスクや消毒の功罪
ワクチン考
ワクチンの副作用について
ワクチン接種と精神発達障害との強い関連性
おわりに
主な参考文献
付録 市民審議会 活動の記録
本の内容について、どのように受け止め、判断するのか、実際に読んでいただくのが一番なのですが、とりあえず、Daddy さんとして「そうそう、ソレに尽きますよね」という一文を。
〈「空気感」を作った最初の人は誰なのか〉から。
そこには、目の前の子ども達の健全な成長がかかっているのですから。
大人がね、マスクしていようがいまいが、それは良いんです。個人の判断ですから。
でも子供は、近しい人、親や先生が、その素顔を見せてくれないなら、そりゃ「そうか、外したらダメなんだ」と思ってしまうでしょう。正直、不憫でなりません。
そんなことを考えるのは、要らぬお節介でしょうか。
今だにマスクを着けている小学生や中学生を見ると・・・
高校生ともなれば、まあ、(「みんな」に同調するということも含めて)さすがに自分で判断できるとしても・・・
親や教師は、どう接しているのだろうという疑問、あるいは怒りがフツフツと湧いてきます。
「外せ」はさすがに違うとして、(自分が着けていても、子供に対しては)「外した方が良いよ」か、せめて「外しても良いよ」くらいの言葉は、ちゃんと伝えているのでしょうか。
「自分の頭で考える」というのは、言うほど簡単なことではないかもしれません。
それなりに調べて知るのが大前提ですが、今日、大抵の人は、いつも忙しいわけで。
そこら辺、〈おわりに〉から、関係なさそうでありそうなところを引いておきます。
教育現場に限ったことではないと思います。
こちらも、若い教員達に限ったことではないと思います。
大人は、日々忙しくしていても、ちゃんと大人をやらなきゃ、です。
本を読むより動画の方が、という方は、こちらを。
著者さん監修さん出ています。長いですが、唸らせるところ大です。
先日、V3 担当の相談支援専門員さんから「子宮頸がんワクチン接種のお知らせがきているんですが、どうしますか?」という確認がありまして。
あー、そう言えば、厚生労働省として「推奨」を再開したんだっけ。
平成9年度生まれ~平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性の中に、通常のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に接種を逃した方がいらっしゃいます。
まだ接種を受けていない方に、あらためて、HPVワクチンの接種の機会をご提供しています。
うん、V3 さん、まさにソレだ。
なんですけれども・・・
子宮頸がんとは?
・日本では毎年、約1.1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約2,900人の女性が子宮頸がんで亡くなっています。
・また、若い年齢層で発症する割合が比較的高いがんです。患者さんは20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、1年間に約1,000人います。
この数字は、多いのか少ないのか、比較対象を示してくれないと何とも判断のしようがありませんね。
HPVワクチンは、平成25(2013)年6月から、積極的な勧奨を一時的に差し控えていましたが、令和3(2021)年11月に、専門家の評価により「HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当」とされ、令和4(2022)年4月から、他の定期接種と同様に、個別の勧奨を行っています。
「専門家の評価」って言われましても・・・
その「専門家」なる人達があまりアテにならないということを、ここ数年、目の当たりにしてしまいましたし。
9価HPVワクチン接種のお知らせリーフレット(キャッチアップ版)[492KB]
「がん」とくれば、まず「恐い」と反応してしまいそうになりますが、(小さい字で書いてある)いわゆる副反応だって、しっかり読めば、これはこれで恐いですし。
ウチとしては、もともと「ワクチン全部ダメ」と考えていたわけではないんですが、「う〜ん、今はちょっと」ですね。
そう答えると、支援員さんも「あ〜、そうですよね。私も、子供がいるので、色々調べたんですけど、(子宮頸がんワクチンについては)ちょっとなあと思って、打たせてません」とのことでした。
ということで、V3 の周囲半径5メートル、世は事もなし、です。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
薬害オンブズパースン会議という民間の医薬品監視機関があるそうで。
薬害オンブズパースン会議は2024年4月22日、国立がん研究センターに対し「国立がん研究センターのリーフレット『知ってください ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がんのこと』の公開停止及び回収を求める要請書」を提出いたしました。
厚生労働省にしろ他の諸団体にしろ、それらが言うことを信じる信じないについてだけは、自分で考えて、自分で決めましょう。大人なんですから。
国立がん研究センターのリーフレット「知ってください ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がんのこと」の公開停止及び回収を求める要請書
ちなみに「パートナーを守るために」男性も接種しましょう、という考えもあったりします。