唐突ながら、こちら、地元ローカル紙の記事です。
（東愛知新聞2/9-8面）
この手のものは、日取りを知った段階では「あー行こうかなー」と思いつつ、実際始まる頃には忘れちゃう、というパターンが多いのだけれども、お陰様で思い出しました。
ということで、週末、Mommy と２人、鑑賞に行ってきました（「帰らない週」につき、V3 は誘っていません）。
愛知県では、2014年度から、障害のある方のアート作品を展示する「あいちアール・ブリュット展」を名古屋市内で開催しています。
この度、三河地方の方にも気軽に御観覧いただけるよう、「あいちアール・ブリュット・サテライト展」を、豊川市桜ヶ丘ミュージアム（豊川市）で開催します。豊川市での展示は、2019年度から開始しており、今年で5回目となります。
是非、お越しください。
4つの展示室を使い、それぞれ「あいちアール・ブリュット美術館展示・あいちアール・ブリュット展 優秀作品展示」「アティックアート連携作品展示・出前講座作品展示」「第15回ふれあいアート展 受賞作品」「三河地方作家 作品展示」という内容。
展示カテゴリーとして微妙に違うのかそうでないのか、多少混乱したりもしましたが、「おー」から「うん？」まで、様々な作品を堪能いたしました。
ちなみに「アティックアート」って何、だったんですが、こんなんでした。
障がいがありながらも自立を目指す才能あるアーティストを応援します
障がいのある人が創作した、独自の世界観と絶妙な色彩で彩られた絵画・版画などの作品を世間に公開することにより、埋もれている才能のある人が社会参加できることへの支援を目的とし、眠っていた才能を探し広がるように応援するプロジェクトです。
※一般社団法人アティックアート
あー、世の中的に、そういうのも増えてきましたね。たぶん、良いことです。
そして、さらに、ややこしいことに、同時開催されていたのがこちら。
愛知県知的障害者福祉協会の施設を利用して見える方を対象に、アート展を開催いたします。
創作活動を通じて表現する機会と文化芸術の推進を目的とします。
また、愛知県主催の「あいちアール・ブリュット・サテライト展」が同美術館で併催され、「第15回ふれあいアート展」の優秀作品も特別展示いたします。
えーと、要するに、主催者が違う、ということでしょうか。
中身としては、やはり、素敵なモノからちょっと困ってしまうモノまで、でした。
さらに、ややこしいことに、この後、県内あちらこちらを会場として、こんなものも開催されるそうで。
愛知県と一般社団法人アティックアートの連携事業として、障害のある方の作品を原画としてデザインした企業等のノベルティグッズを県内企業の社屋等で展示する「まちなかギャラリー」を開催します。
一般社団法人アティックアートは、障がいのある方の絵画作品を、ボックスティッシュやタオルなどのグッズにデザインして世に送り出すことによって、障がいのある方の自立や社会参加を支援する取組を行っており、その取組に賛同する企業が自社のノベルティグッズに障害のある方の作品を採用しています。
今年度は愛知県庁を始め、29企業等が57箇所で展示を行っています。
近くにお住まい、お越しの際は、是非お立ち寄りください！
もとより、誰かが誰かの「作品」に優劣をつけるのはどうなの？ という話もあるにはあるのですが・・・
たとえば、とあるクラス全員の作品が教室や廊下に掲示してあれば、どれが、ソレに当たるかは、見る人の感性によって多少違いはあるにしても、やはり「これは良いなあ」というものから「い、いやいや・・・」というものまであるのは事実で。
障害者に発表の機会を、作品制作を仕事にするチャンスを。
それは素敵なことです。
だからと言って、そこに「障害者枠」的なものを持ち込んでいまうのは、微妙かな。
度々書いていることですが、作家さんが障害者であってもなくても良いものは良くて、そうでないものはそうでない。
Daddy さん、そこは厳しくありたい、です。
ということで、V3 の（まあまあ合格な？）作品「たんぽぽの世界」。
「言う割に甘いな」と叱られそうですが、これは「親バカ枠」ということで許してください。
地元の話題。
こちらも、Mommy と行ってきました。
が、カメラを忘れたので、写真は、ウチの庭の梅（と今頃盛りの水仙）です。
