うちの三女 V3 、(障害福祉界隈で言うところの)「自立」に向けグループホームで過ごしております。
昨年12月、それはもう唐突に、ほぼ毎週末受けている訪問看護の場で「料理を作っていきたい」なんて話が持ち上がったそうで。
で、手始めに「牛乳で作る濃厚カルボナーラ」に挑戦するんだと。
コレ(↓)を参考にするのだと。
それを聞いた Mommy & Daddy、正直なところ「?」だったんですが、ま、担当している訪問看護師さんや相談支援専門員さんも(が)、やると言ってるんだからやるんでしょう、的な、生暖かく見守る、的な構え。
漏れ伝わってきたところでは、材料の買い出しを誰がするのか、とか、グループホームのキッチンを使わせてもらえるのか、とか、しっかりと話しを詰めている気配もなく。
案の定、翌週の訪問看護では、「材料買ってありますか?」「え?」みたいな、超基本的なところで躓くというね。
で、あっけなく計画倒れ。
次の機会にということで、メニューもお好み焼きに変更して仕切り直し。
クリスマスと年末年始を挟み、年も明けてからですが、一応の下のような「成果」を見ました。
後に聞いたところによると、ほぼ、看護師さんが説明しながら作っていくのを横で見ていただけ、らしいのだけれども。
ところで、これはあくまで、たまたま、なのですが・・・
ちょっとした事件をきっかけに(というか、それが最後のひと押しになったんだけれども)V3 が通院している精神科クリニックを変える、ということが決まっておりまして・・・
それに伴い、ちょうどこの時点で、医師による訪問看護「指示書」の期限が切れましてですね・・・
そんなこんなで、この週末。
V3 さんがウチにくる前夜、Mommy とのLINEでの遣り取りです。
いきなり実家での「御飯当番」宣言・・・寝耳に水、青天の霹靂。
お好み焼き・・・で、肉? 肉ですか??
・・・とかとか。
つまり、訪問看護で作った時の残り材料がグループホームでそのままになっていると。
で、この後、(肉も含めて!)それらの材料を使うから持って帰るとか、いやいやそりゃ無理だろうとか、いささか不毛な応酬が続きまして。
どうやら、訪問看護の人、相談支援の人、それに、作業所の人まで一緒になって「実家でお好み焼きの復習をしないとね」みたいなことを唆していたようです。
その割に、またもや細部の詰め(本人へのアドバイスとか大人同士の連携とか)は甘々というね。
ということで、肉の移動は断念。
(↑)に、キャベツを切って、肉の代わりにちくわを入れて、ぐるぐる混ぜて。
それなりに見事なお好み焼きが出来上がり。
フライパンの中でひっくり返す、以外は(ほぼ、一から十まで Mommy の指導を受けつつ)概ね V3 がやったそうです。
うむ。まあ、よくできました。
一応、訪問看護で「予習」したから、ということに、そういうことにしておこう。
いわゆる「ホウ・レン・ソウ」壊滅状態の「社会的自立支援」ではありますけれども。
ソコの部分を V3 がどうにかすると考えてること自体、どうなのよ、と思わないでもないですし、そんなこんなで、「大人」達に対して、種々諸々、言いたいことは山程ありますけれども。
せっかく帰ってきたので。
タイトルは「セカイ。」。
訪問看護の指示書期限切れたし(これ幸い?)V3 さん、しばらくは、毎週末、帰ってくることになりそうです。
うむ。
今はまだ、それくらいで良いんじゃないかな。