ウチの三女 V3、ウィリアムズ症候群(7番染色体微細欠失)にして中度知的障害あり(と判定されてます)。只今、特別支援学校高等部3年生をやっております。
が・・・
中度知的障害とか特別支援学校とか言われましても、つまり、どんな感じ? という方も多いことでしょう。そこで今回は、V3 が取り組んだ「冬休みの宿題」でもって、ちょっとした参考にでもしていただけたらと思います。
チェック表(リスト)がこちら。
3行日記16日分、思い出絵日記2日分(「夏休みの」になってるけどもちろん冬休み)、数学プリント(足し算引き算掛け算割り算文章題、概ね小4レベル)8枚、国語プリント(漢字とか言葉遣いとか慣用表現とか、小5.6レベル)8枚、でした。
そこそこ V3 の「能力」に合わせて用意してくださったもののようで、支援学校ならでは、だと思います。
提出後、戻ってきたものには、
分からない問題は自分で調べながら、がんばりましたね💮
なんて先生のコメントがありました。
せっかくなんで、思い出絵日記だけ公開しちゃいましょう。
まず1本目、『第2回目のカラオケ2018年!』。
家族カラオケの図ですね。ちゃんと人が5人描かれてます。上の四角はモニターでしょう。一応絵にはなってます。素晴らしい。
ちなみに同じ日の3行日記には、
12月28日(金)
カラオケに行きました。アンドゥワールドの曲がおもしろかったです。かんどうした曲も、たくさんあります。
とありました。そう、例によって感動して(!)泣いたりもしたんでございます。
こちら2本目、『2人がベットの中で』。
はい、例の感染性胃腸炎騒動です。
*s18e01 平成31年、明けまして・・・(付/シーズン17 目次)
→https://ameblo.jp/kopfhochwilliams/entry-12430506690.html
それにしても『2人がベットの中で』というタイトルが、若干妖しくて誤解を呼びそうです。
その上、ひょっとして棺桶に入っとるんじゃろか、みたいな絵です。笑顔だし。加えて、横に佇む人は「大丈夫?」と声をかけているというより、魂を抜き取られているように見えたりして(TとYは、Mommy & Daddy のイニシャル)。
ま、気にしません。
3行日記には、
1月2日(水)
2日目に入りました。Sねえさん(1号)が帰りに、いとこたちのたいちょうがわるいときいたので、すごくびっくりしました。
1月3日(木)
はやくMさん(2号)とお父さんとお母さんの調子がなおるといいですね。
と、心優しい記述。
先生は、
何か家でお手伝いはしたかな?
なんて仰ってますが、何かしてくれたような、そうでもないような。正直言って分かりません。何しろ2人(Daddy & Mommy)はベッドの中だったんで。
ともあれ、年々確実に「手がかからなくなってる」V3 さんではあります。
18歳中度知的障害、皆様、ご理解いただけましたでしょうか?
(そんなわけ、あるかい!)
特別支援教育ってどゆこと?こゆこと!
育児の悩み、障碍も定型もありません。
ウィリアムズ症候群の世界へTouch and Go!
染色体異常にも色々ありまして・・・
今回の家族カラオケにて、Daddy の勝負歌(←何の?)。「感動した」V3 さん、涙の雫2つ以上こぼしました。イエイ!(←何が?)
ということで、久々 V3 の泣き歌コレクションです。
高野苺さんの『orange オレンジ』ですが、第6巻「orange-須和弘人-」編、良いです。全巻レンタルで読んだんだけど、6巻だけ(!)うっかり買ってしまいました。
完結後に連載された新エピソードがついに単行本化。
翔を失った世界と、手紙が届いた世界。
二つの未来と物語の真実。
*高野苺「orange」特設サイト- 第6巻
→https://www.futabasha.co.jp/introduction/orange/smp/comics6.html