酢の物

私はきゅうりとわかめの酢の物をよく作ります。

輪切りにして、お塩をかけてしばらく放置します。

（今使っているまな板が黄緑色なので、ちょっと変な感じですね～）

大量のきゅうりを見ると、バイト時代を思い出します。

高校の冬休み、田舎に住んでいる友達にさそわれて、私は仕出し屋さんで

アルバイトをしました。

仕出し屋さんの戦力は、主婦のパートさんです。

三が日は、家のことでお休みされるので、代りに高校生バイトが

頑張ります。：ここの仕出し屋さんは弔意の時のお弁当がメインでした。

型でおにぎりをつくったり、大きなスライサーで輪切りのきゅうりをつくり、

塩でもんでから、一斗缶にはいっている調理酢をふりかけます。

と、いった簡単な調理をします。

高校生には、パートのおばちゃんはやさしいです。

でも、新米のパートさんには冷たい。

古参パート　「きゅうりの酢の物つくっといて」　と、新米パートさんに

命令します。　命令だけします。

新米さんは、包丁できゅうりを切ろうとするので、私がスライサーを教え

ました。一緒にきゅうりをスライスしました。

つぎに、新米さんは、合わせ酢を作ろうと、カップをだしてきました。

私　「この缶かんに、味のついた酢がはいっているので、これをかけるだけで

OKです。量は、みなさんてきとーにいれてはります。」

大人の怖さを知った瞬間でした。　

私の酢の物は、きゅうりにカニカマをいれて、かんたん酢　（我が家は、

べんりで酢です。）をふりかけるだけです。へへへ。

ワカメは、食べる前にもどしていれます。・・・最初からいれると色が

悪くなるからです。

適当につくっても、「酢」のおかげでおいしくできます。