昨日のお客さんの内、台湾人と日本人の二人は7時半からの朝食。

 

母と娘さんは8時からの朝食。

 

日本人のSさんが8時20分頃出発したのだが、10分後くらいに隣の席のアメリカ人のお母さんが私を呼びに来て、何か手にして説明している。

 

Sさんの財布のようで、直ぐに携帯に電話したが繋がらない。

 

何処を歩いているか分からないので、軽トラで追いかけて車道を橋場まで行き、旧道を戻ってきたが居ない。

 

第三駐車場の前を通り過ぎた時、工事中のところを歩いていくのに気付き、先回りして妻籠発電所の先で待っていたら、15m位先から私に気付き驚いている。

 

5m位まで近づいたところで財布を見せたら「アッ!」。

 

「もう一度会いなさい!」という宿命だったのだろう。

 

45分頃家に戻ったら、居ない間に台湾人男性が出発していて、9時頃母子も出発して行かれた。

 

 

 畑仕事はタマネギを採り終わり、ジャガイモを掘り上げたが、畝の間の雑草が多くて、草取りしながらなので終わらなかった。

 

 

 今日はオーストラリア人家族四人のお客さん。

 

ベルギー人の男性一人の予約が入っていて満室だったが、一昨日、男性の母親だという人からメールが有り、Mount Yari. (槍ヶ岳?)の悪天候により、予定通り下山できなくなったので、キャンセルしたいという連絡があった。

 

キャンセル料は発生するか?と訊かれたが、不要ですと返信している。

 

キャンセルを謝り、キャンセル料の心配をしてくれる人は少ない。

中には「事情があって行けなくなったから仕方ない。」といった文面で、どんな事情かは宿泊施設には関係ないのに、謝罪の言葉もないし、キャンセル料に触れない人が多いのは残念。

 

登山するなら悪天候は当然考えて行動しなければならず、余裕日を設けて計画を立てて欲しい。

 

お一人でも同一料金で、割増料金を頂いていない我が家は一人の予約が多いが、一人の人はマイペースの人が多い。

 

これは日本人だが「雨天には中山道を歩きたくないので、天気予報が悪ければ二日前くらいにキャンセルしたい。」とはっきり書いてくる人もいて、あまりにも自分の都合だけで、キャンセル料を頂かない宿泊施設の迷惑を考えて頂けないのは残念。

 

二人で二部屋の予約申し込みが有り、「こうした場合には、割増料金を頂きたい。」と伝えたところ「そんなことはホームページに書いてない!」「じゃあ、一人ずつ予約を入れるから。」という人がいた。

「あなたの文面から立ち昇る怒りのオーラに、私は対応することが出来ません。」「今までこちらから予約をお断りしたことは無いのですが、今回は予約をお受けできませんのでご理解ください。」と断ったことが有った。

 

一人のお客さんには一人分のサービスしかできないので、同一料金でやってきたが、こうしたことを考えると、最初からお一人の場合は割増料金を頂くことを考えたい。

 

 

 さて、今日の四人家族だが、両親と13歳の娘さんと9歳の息子さんで、肉は勿論、卵や魚は食べないが、鰹出汁は大丈夫!というベジタリアン‥という連絡だった。

 

9歳の男の子が終始不機嫌そうで、美味しそうに食べてくれないし、ほとんどを少し食べて残している。

 

英語が分からないので確認していないが、どうも雰囲気的にベジタリアンは母と娘だけで、父親と息子は通常の食事を食べたかったようだった。

 

いつものように囲炉裏や自在鉤の説明をしたり、民謡を唄ったり火箸の手品をしたりして、こちらから積極的にコミュニケーションをとったら、男の子の機嫌も好くなって、笑顔で過ごして部屋に入ってくれて好かった。