ツアー会社の、イギリス人の二組の夫婦は7時からの朝食で、デンマーク人のカップルは7時半の朝食。

 

ツアー会社から「豚肉と魚が全般的に苦手です。」という連絡が来ていた一組のお客さんについて、昨日の夕食の時「ノーフィッシュ」と言って、ニジマスの塩焼きを出さなかった。

 

その時戸惑ったような表情をしていたが、今朝隣のお客さんの鮭の焼き魚を指さし「私達にも魚を出して欲しい。」と言う。

 

急遽焼いて出したが、食事は旅の楽しみの大きな要素なので、小さな事にも気を遣っている。

 

食べられるなら魚が苦手などと、ツアー会社に言わなければ好かったのにとちょっと残念。

 

それでも8時少し前に、食事が美味しかったといったような感謝の言葉を述べて馬籠に向けて歩いて行かれた。

 

もう一組も8時少し過ぎに、南木曽駅に向けて歩いて行かれた。

 

デンマーク人たちが食事を終えてから食器類を引いてきたが、今日もご飯が残っている。

 

一粒でもご飯を残すな!と言われて育った者としては残念。

 

しかし、捨てることはせず、鮭の身と豆腐も一緒にして鯉の餌にして居る。

 

もっとも、池に居るのは鯉ばかりではなく、アマゴが三匹ばかりいるのだが、これらの川魚も喜んで食べているので、太ってまるで鯉のような体型になっている。

 

デンマーク人達も8時半に出発して行かれた。

 

10時頃、妻が「ボイラーの電気がパカパカしとるで、お風呂を見てきて!」と言うのでお風呂に行って見ると、シャワーの下の蛇口がいっぱいに開かれ、お湯がどんどん流れている。

 

デンマーク人達が食事の後風呂場に行ったので、その時出しっぱなしにしたのだろう。

 

8時過ぎから二時間、お湯を出しっぱなしだったのは悲しいが、これが初めてではなく今までも何回もある。

お風呂場に注意書きを書いて出さないといけない。

 

 

 10時過ぎに支度をして、南木曽小学校の運動会へ妻と一緒に行ってきた。

 

カップのこちらにいるのは校長先生。

 

運動会の最後は、全校生徒と保護者による木曽踊り。

 

毎年の恒例で、保存会の有志で木曽節を唄いに行っている。

 

無事責任を果たし、先生方や皆さんに挨拶をして、帰りにコンビニに寄りお昼を買って帰ってきたら12時10分頃だった。

 

 

 不在の間に稲の苗が届いていた。

 

田植機を運んでおいたり水の管理をして、田植の準備をしたり、畑の野菜に水をやってから夕食の支度。

 

 

 今日はイギリス人の夫婦と、日本人のアベさん父子とドイツ人の若いカップルの、六人のお客さん。

 

アベさんは我が家に五回目か六回目の常連さん。

 

昨年11月にも、91歳のお父さんと泊まられていた。

その時はハーモニカを持って来られていて、場を盛り上げてくれたことが懐かしいが、今回はハーモニカを忘れて来ていたと残念がっていた。

 

 わざわざお土産を持って泊まりに来てくれる人は、常連さん以外では珍しい。

 

夕食に出てきたドイツ人の女性から「ドイツのスイーツです!」といって袋を頂いた。

 

世界のお菓子が食べられて幸せなことだ。

 

 

 アベさんが来られた時、燕の雛が居なくなっていて、巣は空のまま。

 

心配していたら6時過ぎに戻ってきて、しきりに兄弟げんか?しながら巣の近くを飛んでいたので一安心だった。