昨日の、イギリス人の二組のご夫婦と、夕食は要らないと言ったカナダ人の男性二人は、7時からの朝食。
カナダ人達は予約メールで、朝食のみと伝えてきている。
昨夜は7時頃に総会に出かけたので、唄を唄っていない。
蔵へ行って発声練習をしてから、お客さん達が食べ終わったタイミングで「木曽節」を唄って聴いてもらった。
やはり朝は声の出が悪いが、お客さん達は喜んでくれて唄った甲斐があった。
イギリス人達四人が、朝ドラが始まった時間に出発。
直ぐにカナダ人達も部屋から出てきて、支払いをするというので請求書を見せて宿泊料金を受け取った。
一万円を二千円札五枚と、五千円札と千円札、それに硬貨で払ってくれたが、二千円札は何だか馴染まない。
久し振りの二千円紙幣だった。
お金を受け取った後、「オクリ・・・」よく聞き取れなかったが、「贈り物」という日本語を言いたかったのだろう。
メープルシロップを二瓶と、メープルシロップを使ったお菓子を頂いた。
お昼の後に、コーヒーを頂きながら一つ食べたら、甘くて口の中で溶けていくようなお菓子だった。
カナダ人のお二人は昨夜、夕食が要らないと言って部屋に入っていたので、囲炉裏端で私の話を聞いていない。
以前にも書いたが、我が家のキャッチフレーズ。
我が家の売りは「料理」「囲炉裏」「語り」の三リにあり。
その三つの「り」が不十分なのに、こうしてお土産を頂いてしまったことに、申し訳ない思いで一杯。
急だったので、慌てて我が家の名入りのボールペンを差し上げて感謝の気持ちに代えた。
裏の川に、散るように落ちた花びら‥
紅い花弁は赤い敷物
もう花桃も終わりになる。
筍は小さいものも含め18本ほど掘ったが、筍はまだ出そう。