朝起きたら雪降り。
7時頃の気温は0,5℃。
池に浮かべてあった発泡スチロールの寒さ除けを、もう好いかと外してあるので鯉が寒そう。
妻籠方面
馬籠方面
新聞受けに新聞が入っている
いつもバス停の看板の辺りに車を停めて歩いてくる新聞屋さんの足跡が無いので、6時前辺りから降り始めたのだろう。
一人馬籠に向った足跡が有り、足跡の感じから7時半頃歩いて行ったものとみえる。
雪が降ると色んな情報が分かって面白い。
手で雪かきをして、9時前くらいにデイサービスの送迎車が来るので、この後、家の前だけ雪かきを終えた。
10cm位の降り積もりだが、重い雪なので除雪機を出動させた。
除雪機で車道の方まで除雪していたら、熊谷ナンバーのグレーの車が、シャーベット状の雪を私の方まで勢いよく飛ばして行った。
雪道に慣れない人は、スピードを出して雪の上を走れば、雪を飛ばすことまで気が回らない。
事故を起こして、人に迷惑をかけないように祈った。
しばらくして作業を止めたが、まだ太ももまで飛んで来た雪が付いたまま。
昼前、流し台が届いた。
どんがめの洞の入り口に、昨年水飲み場を設営したが。今年も利用できるようにするつもり。
足元に落ちる水が飛び跳ねるので、流し台を置いて利用しやすくしてあげたい。
12時少し前、玄関を開ける音がするのでお客さんかと思って出てみれば、小柄な外国人女性が泣きながら入ってきている。
どうしたのか要領を得ないが、足元を見れば荒縄で滑り止めをした靴を履いているがビショビショで、傘をさしているが膝下からずぶ濡れで、足が冷たくてどうしようもなく飛び込んできたものと思われる。
「ホットウオーター」と言うので、身体を温めるため、温かいお湯を飲みたいのかと思い、湯飲み茶碗にお湯を持って行ってあげたが違うようだ。
結局、手がかじかんで温めたいと言っているようなので、ペットボトルに熱いお湯を入れて持って行って上げたら、両手で手を温めていた。
靴と靴下を代えないと身体が温まらないので、南木曽駅の向こうの店まで乗せていき、そこで買い物をしてもらったが、よほど足が冷たくて感覚が無いのか、歩くのも車の乗り降りも辛い様子。
最初インド系かと思って車の中で訊いたら、イスラエル人とのことで、近くで見れば二十代半ばくらい。
ブーツと靴下とタオルを買ってもらい、靴を脱がせたりしてあげたが、若い外国人女性なのであまり手を出せず、靴下やブーツを履かせたりしてくれた店員さんお二人には、お世話になった。
2,700円くらいを払って、妻籠宿に行きたいと言うので車に乗せて、今度は妻籠第一駐車場の料金所に連れて行った。
本当は部外者を入れるのはいけないのだろうが、バスの乗務員の休憩所を兼ねているので、頼んで入れてもらった。
膝下を乾かさないと動けないようだったので、ストーブのそばに座らせてもらい、今夜は中津川駅近くのホテルに泊まるそうなので、バスの時間や中津川行きの電車の時間を調べ、メモ書きして渡してサヨナラしてきた。
家まで帰って来てから荷台に乗せた傘に気付き、また戻って行って渡したら、やっと人心地ついたようで笑顔がこぼれた。
帰ってきたら、午後2時を過ぎていた。
妻は買い物に行って居ないので、一人でレトルトのカレーを食べた。
昼前メールを確認した時、フランス人からメールが来ていて、「一歳の赤ちゃんが熱を出したので、今日は行かれない。」というキャンセルの連絡があった。
赤ちゃんを連れて、雨や雪降りの中山道を歩きたくなかっただけかもしれない。
本当に子供が熱を出したとしても、一歳やそこらの小さな子供を連れて外国を旅行をするのは冒険な気がする。
5時過ぎの夕食の支度前にメールの確認をしたら、やはりアメリカ人からメールが来ていて、「京都にいるが、妹が階段で滑って足を傷め、重症ではないが痛いので、中山道を歩くのを止めるため、予約をキャンセルします。」という内容で、本格的に人数分の食事を用意する前で好かった。
二組はキャンセルになったが、今日はイギリス人の両親と息子さんの三人一組が居る。
靴を乾かしてあげながら、いつものように、話と唄で楽しんでもらった