三組のお客さんは8時の朝食。

 

昨夜から雨が降っていたが、7時過ぎから霙に変わり雪になった。

 

オーストラリア人母娘とオランダ人の四人は、妻籠宿を見ていないので歩いて行くつもりだったが、霙や雪で歩くのを止めタクシーを頼んでくれと言う。

 

9時半頃四人を車に乗せて妻籠宿内を車で通り、オランダ人達は宿場に内を散策した後馬籠行きのバスに乗って行くと言うので、観光案内所前で降ろしてバイバイ。

 

オーストラリア人達は、そのまま南木曽駅まで送って行ってきた。

 

卒業旅行の二人は馬籠行きのバスに乗ると思っていたら、南木曽駅まで行きたいという。

 

オーストラリア人達を送ると話していた時、自分達も‥と言い出せなかったようだ。

 

南木曽駅まで送ることにして出発したが、霙が小降りになったことから「十五分くらい歩くかな?」「歩けるなら桃介橋っていう好い橋が有るから、渡って駅に行く?」と訊いたら、歩くと言うので桃介橋の右岸で降ろした。

 

バイバイしようとしたら、「写真撮りたいです!」と言われ、霧で見えないが南木曽岳方面をバックに三人で自撮り。

 

孫と同じ年代の、十八歳の可愛い娘さんを「両手に花」にして、寿命が延びる気がした。


 

 お昼の後のコーヒータイムに、昨夜オーストラリア人のお母さんからプレゼントされたお菓子を頂いた。

 

サクサクのビスケットをチョコレートでコーティングした感じで、美味しかった。

 

妹が栗のおはぎを作って来てくれて、残り三つのところで気がついて写真を撮った。

 

夕方の伊勢山。

河川敷に植えられた桧が大きくなり、景色は見えなくなる一方。

 

 

 今日のお客さん達は二組四人だが、出身の国籍と住んでいる国が違うことが、来て話をして分かった。

 

オーストラリアから来たカップルは、トルクメニスタン人の男性と、エストニア人の女性で、女性は190㎝くらいあるが細くて足が長い。

妻と孫に「俺の倍くらいの足の長さがある!」と言ったら笑われたが、本当に長い。

 

 

オランダから来たカップルは、ポルトガル人なのだとか。

 

確かに二人で話す言葉がスペイン語っぽくて、オランダ語ではないような気がしていたので、ポルトガルと聞いて納得。

 

いつものように話をし、唄を唄って聴いてもらったが、色々と質問されても直ぐには分からない。

 

お互いにスマホで変換して見せあうのだが、昨日は日本語の解る人が居て楽だったなぁ‥。

 

私が夕食に居間に下がってからも、10時頃まで話している声が聞こえていた。

 

 

 本当は、今日はもう一組、オーストラリア人女性のベジタリアンが二人、予約を受けていたのだが、何の連絡も無しに来なかった。

 

何か来られない事情が出来たのか、心配しているとメールを入れたが今のところ返信なし。

 

今日も満室で何組か断っているので、断った人達に対して申し訳ない。

 

当日キャンセルでもキャンセル料を頂いていないのだから、一言断りのメールなど欲しい。

 

呪ったりはしないが、人としての約束を破るわけだから、何かしらの天罰が下るんじゃないだろうか‥。