数日前に、畳が出来上がったという連絡を受けていたが、私達が不在なので搬入は今日にしてもらっていた。
先ず床板の厚みが揃っていないので、幾つかの厚みの違う紙の板を敷いてデコボコを均して‥
何度も隣り合う畳の高さを確認して調整していました。
奥から八畳、八畳、四畳の三間完了。
囲炉裏の間
六畳の間
24日に柿渋を塗った六畳の間の壁板が、三日で色が濃くなってきた。
塗る前の板壁と比べると色の違いが分かる。
畳屋さんに、気持ちばかりの品で我が家の餅や干し柿を上げていたので、そのお礼もあるのか帰られる前に、畳で作った敷物や、奥さん手作りの畳の縁(へり)で作ったコースターやポケットティッシュ入れなどを頂いた。
くまモンのバスタオル。
畳表が熊本産なのだろう
畳の好い匂いがしている。
宿泊施設を経営する「結い庵」さんが午後に来てくれて、取り外した床板材や、直径90㎝ほどの高野槙の輪切り材を持って行ってくれた。
私が持っていても宝の持ち腐れで、こうした古材を有効利用してくれれば嬉しい、
結い庵さんは上の原や三留野で宿泊施設を経営していて、我が家の屋根工事の時にも煤だらけの古材を引き取ってくれていて、宿泊施設にインテリアとして飾ったり、色んな形に加工して取り付けられている。
古材を活かす感性や美的感覚が無いとできない。
南木曽の中に色んな形の宿泊施設があった方がお客さんの選択肢が増えて好いし、宿泊施設が少なくなり、妻籠宿や周辺に泊まりたいお客さんを断ることはお客さんのためにも町のためにも良くない。
経営感覚のある若い人が定住してくれることは、南木曽の将来のためでもあるから、私は応援している。
片付けてもらって嬉しいと思っていたら、お礼にと、手作り醤油を頂いた。
我が家でも味噌や醤油を作りたいが、大変な作業をするズクがない。
味噌や醤油を作る道具があるうちに、気力を奮い作りたい。