来週は区の初午と庚申様の祭礼がある。
今日は隣と一緒に、庚申塚の草刈りをした。
話し合って始めたわけではなく、隣のカネヤンが塚の裏側を始めたので、きっかけにして尾根から右側の自分の土地の方を私も始めた。
この塚の裏側の下に、集落で滑り台や雲梯などの小さな公園を作ってあったが、三十数年前、タバコのポイ捨てが原因と思われるボヤ騒ぎがあった。
斜面の草木が燃えて枯れてしまい、斜面が崩落して表土がずれている。
なので、頂上の石塔が川側に傾いている。
二人で、真っ直ぐに直さないといけないという話しはしている。
去年の夏の間に草刈りをしなかったので、ウドバ(葛の蔓)で巻かれている。
楓が枯れて倒れたので片付けたが、株は残っている。
「こんなところの草を刈ったところで一銭にもならんが、俺達ができる間はやらにゃぁしゃあない‥。」
「田畑や山や、何にも無い方が楽だぞ!」
同意。
この庚申様の旗立ては我が家と隣の責任で、旗や竿は我が家で保管している。
毎年6時半から始めよう‥と打ち合わせるのだが、どうしても早めに出て行くので、20分頃には始めることになる。
旗に竿を通したり縛ったりするのは手袋をしていては出来ないため、素手の仕事。
二月の一番寒い時期の朝6時半頃は、手がかじかんで大変。
「今年は飯を食ってからやろまいか。」と言ってくれたので、時間は決めてないが、8時過ぎからやることになって少し楽ができる。
小遣い元も二軒でやるのが昔からのしきたりだが、小遣い元くらいは区で回していかないと、出来なくなる時が来そう。