ヒエ抜きに田んぼに入るのは何回入ったか分からないくらい、どんどんヒエが頭を出してくる。
よく見ると道路側の株の頭が何かに食われている。
猪ではなくて日本鹿かもしれない。
コンクリートの道から食べれば、確かに脚は汚れない(;^_^A
9月16・17・18日の三日間の稲刈りを予定しているが、刈取り適期は少し早まりそう。
「一週間くらい早まるかもしれない‥。」
長女の居るところで言ったら「出た!」
一緒になって孫まで「出た!」
私が予定が変わるかもしれないと言うと、いつも責められる。
私だって田植の頃に決めた稲刈り予定日通りに稲刈りしたいが、実り具合で適期が変わってくる。
コンバインでの刈り取りではなく、バインダーで稲刈りして稲架を結い、稲架掛けして天日干しするのは人手が要る。
脱穀も同じ。
一人でも多く集まれる皆の休日に予定せざるを得ないが、稲の株が雨で濡れれば乾くまで待たなくてはならないし、大雨だと田んぼも水が漬いてドロドロになり、バインダーや運搬車が動けないこともある。
台風襲来が予想されるときは、風で倒れる前にと、早めたりしなければならない。
どれだけ気を揉みながら米作りをしているか、自分でやってみないと分からないだろう。
五日ほど前に、30・31日二泊、四人のキャンセルが出て、二部屋空いていたら、昨日愛知県のご家族から予約が入り、満室となって「捨てる神あれば拾う神あり」と、喜んでいた。
ところが、一ヶ月前に予約をされたフランス人女性一人が来なかった。
「拾う神あれば捨てる神あり・・」
問い合わせではなく、予約フォームに記入して予約申し込みをしてきているのに、こちらも予約をお受けしますと返信しているのに、連絡無しで来ない人の気持ちが分からない
Wさん家族は両親と男の子二人で、いつものようにそうめん流しをしたら、お兄ちゃんは一度したことが有るそうだが、弟のT君四歳は初めてで大喜び。
最初から最後まで食べていて、大人顔負けの量を食べられ、お腹を壊すんじゃないか‥と心配になるくらい。
普段はトマトを好んで食べないそうで、「食べなさい・・」というと渋々食べるそうだが、そうめんと一緒に流すトマトは喜んで食べていた。
お兄ちゃんのA君九歳はマッチを擦ったことがないと言うので、囲炉裏の火を点けてもらった。
何回もやり方を教え、動きのシュミレーションを繰り返してから私が擦って見せた。
やらせてみたら、恐々(こわごわ)擦るのでなかなか火が点かない。
「もっと強く!もっと早く!」と、十数回もやっていたらやっと点いたが、驚いて捨ててしまったのでまたやり直し。
今度は数回で点いたが消えてしまい、そんなことを繰り返してやっと新聞紙に火が点き囲炉裏の火を焚くことができた。
マッチ棒は五本ほど無駄にしたが、マッチを擦ることだけでなく、こうした未知の体験に挑戦した体験は、無駄にはならないはず。