今日はツアー会社のお客さんで、オーストラリア人の三組のご夫婦。

 

七十三歳から六十五歳までの年代で、どんな友達か訊いてみた。

 

二組の夫婦が三十年前、カナダ・アラスカの旅をした時に知り合い、その後何度か一緒に旅をしていた時、十六年前もう一組の夫婦とも知り合い、今は三組で世界を旅しているのだとか。

 

今回は三月二十四日に来日して、十日後に日本を離れるという、五週間の旅だそうで、「羨ましい。」と伝えると笑っていた。

 

私の聞き取りなので、正しいか分からない。

 

今日のお客さんはアレルギーも食べないものも無く、煮物の高野豆腐を少し残した人と、天ぷらを少し残した人が居ただけで、殆ど奇麗に食べてくれて嬉しい。

 

どのお客さんも「美味しい!」と言ってくれるのだが、少しずつ残す外国人が多い。

 

日本人より小食なのだろうが、今日のようにきれいに食べてくれると、本当に美味しかったのだと思うことが出来る。

 

いつものように木曽節と長持ち唄を唄い、落書き帳をお出ししたら、六人が少しずつ書いてくれたようだ。

 

何と書いてあるのか殆ど分からないが、書いてくれたということは、喜んでくれていたのだろう。