忠犬ナナが昨夕から帰って来ない。
平成21年(2009年)生まれなので14歳になる。
人間でいえば80歳位らしい。
家の裏の河原で戻れなくなったり、鉄筋に足を挟んで動けなくなり痛そうに啼いていたりと、近年目や耳も悪くなり、体力も落ちていた。
今朝三女が駆けつけてきて、次女のところの長女と二人で声掛けしながら探してみたがどこにもいない。
元々、あまり吠えない犬なので、返事をしないのかも。
連れ去られるような可愛い子犬ではないし、交通事故で道端に転がっていない。
忠犬の首輪をしているので、迷い犬で保護されればすぐ分かるはず。
時々裏の川を越えて川向うの畑に行くことが有るので、掛け渡した足場板から落ちて流されたことも考えられると思い、私は川を捜索。
多分、ゴミが酷いだろうと、肥料袋と竹杖を持って家の裏からゴミを拾いながら下った。
上の写真をアップしてトリミングすると分かるが、多くの人が花桃の写真を撮っているのが見える。
40年位前?に、集会所の下に遊歩道を作った時に掛け渡した木橋が、横になってまだあった。
引っ掛かったゴミを回収しながら、ナナがどこかに引っかかっていないかと探すのは辛いものがある。
昔からこの場所にあったと思うが、左側を洗堀されて石の大きさが目立つようになったのだろう。
崩落した斜面の上は道路だが、オーバーハングしたところが落ちても、上は幅が広いのですぐ道路に影響はないと思う。
私が作って裏の川に掛け渡してあった橋が、一昨年のお盆の大雨で流されたが、ここまで流れて来ていて、押しても引いても回収できそうにないので諦めた。
バス停大妻籠の下まで川を下ってみて、何もないので帰って来たが、ゴミは肥料袋に一袋分一杯あった。
これらは主に、土のう袋など工事で流された物。
七百㍍くらいの間をざっと拾ってこれだけなので、男垂川だけでもどれだけのゴミが流れていくことか・・。
これらがマイクロプラスチックゴミとなって、海の生き物から私達や子孫の口に入って来る。
生物にどんな影響があるのか・・。
分かった時には遅い。
川を下る時も鉈鋸を腰に下げて行ったが、紐が切れそうなので新しい真田紐に替えた。
外は雨なので、先日バイトに行った時頼まれた、チェーンソーの目立てをしておいた。
アイドリングが高くて回転が止まらないので、少し調整してみたが不安定。
素人があまり構わない方が好いので、適当なところで止めておいた。
今日はカナダ人のカップルが5時前くらいに着いたが、オーストラリア人の五人のグループが5時半近くになっても来ない。
連絡無しで来ないお客さんがいるので心配していたら、6時10分前くらいに来たので安堵したが、ずぶ濡れのカッパや帽子を干して部屋に案内し、トイレや洗面所・お風呂の場所を教えていたら6時過ぎてしまい、夕食の支度に大忙しだった。
いつものように夕食後、木曽節を唄った後長持ち唄を唄ったが、長持ち唄の合いの手の、カナダ人の男性の声が凄く大きい。
英語が話せたら、何か声を出す職業なのか、日本の応援団のような経験があるのか訊いてみたかった。