今日はお袋のデイの日で、食べさせて送り出すつもりだったが体調悪く、妻に任せて少し寝坊。
9時過ぎに起き出して、ボーとしながらメールの返信をしていたら、日にちを間違えて送っていて慌てて訂正して送り直した。
明日は庚申様の集まりを、過ぎてしまったが初午と併せて行うことになっていて、庚申塚の枯れ草を刈ったり道を歩きやすいようにしておいた。
昨日、隣の兼ヤンが試験的にやっている、葛の蔓を枯らす方法を見せてくれた。
蔓を切り、元の方の蔓に穴を開け、お弁当に付いてくる醤油入れに除草剤を入れて差しておくというもの。
この辺りではウドバと呼ばれ、昔は縄や紐代わりに切ったり裂いて利用したものだが、今は繁るに任せ、他の木や林を枯らしたり曲げてしまう厄介者。
効果があれば好いが・・。
お昼に妻が作ったご当地ラーメンを食べようとしていたら、玄関で物音がする。
行ってみたら外国人女性が二人いて、「今日、泊まる・・」と言うようなことを言っている。
明日まで休業予定で宿泊予約は受けていないはずだ‥と思ったが、メールを見せてもらったら間違いない。
全く準備が出来ていないので、荷物を置いてチェックイン時間の3時頃にもう一度来てくれるよう頼み、片付けて受け入れ準備に大慌て。
調べたら昨年5月に、2月27・28の二泊で予約を受けていて、その後10月に、2月25・26日に変更になっていた。
予約を変更して受けた時に、予約カレンダーを書き直さなかったという凡ミス。
このオーストラリア人のお客さんは、2018年4月6日と2020年2月26日の二回泊まっていて、今回が三回目。
先日も、妻が孫達に言っていた。
「バーのちょっとした自慢はね、海外のお客さのリピーターが何人も居ることなんだよ。」
そんなお客さんに余計な不安を与えてしまった。
しかもプレゼントを持ってきてくれた。
トートバッグ
色々書いてあるので、作者の拘りの作品なのだろう。
私達にプレゼントするつもりで買って来てくれたことが有り難い。
一人はベジタリアンでもう一人は普通食。
一人ずつ別のものを用意するのは面倒だが、こういう対応をするからこそ、また来たいと思って頂けるのだろう。
今回は野沢温泉と赤倉温泉に泊ってきたそうだが、「オイシイ!」「ナンバーワン!」を連発し、食べ終わってから妻にわざわざ「オイシイ!」と伝えに来てくれた。
木曽節を唄ってから布団を敷き終え、もう一度話をしてから居間に戻ったら、NHKで「のど自慢チャンピオン大会」をやっていて、三人目から見たが本当に皆上手い。
女子高生くらいの十代から、二十歳位の女性たちが特に上手かったが、私は兼子結さんという十八歳の人が歌った『手紙 愛するあなたへ』という歌が一番心に響いた。
他の若い子は難曲に挑戦していて、上手いことは分かるが上がったり下がったりし過ぎて、今の歌に私はついていけない。
そんなことを考えていたら、その子がグランドチャンピオンだった。
全国のチャンピオンから選ばれた十三名だから皆上手いに決まっているが、先ず、言葉を心で伝えようとする姿勢が評価されたのではないか。
詩吟で私の付けた符付は難しいとよく言われる。
確かに、今までにない節回しや節調を生み出そうとすることが、今までの符付に慣れた人には難しいのかもしれない。
もっと分かりやすい、今まである節遣いで表現した方が受け入れやすいのかもしれないと、グランドチャンピオンの歌を聞いて思った次第。
今日はお袋の九十一歳の誕生日で、デイサービスセンターで祝ってもらったようでした。