昨日昼頃から降り出した雨は、強くはないものの降り続いていて、夕方になって止んだ。

 

種芋にする芋を残し、里芋を洗ってくれと妻が言うので、保存してある里芋を出してきて、しっかりしていて食べられるもの、少し傷んでいるが植えれば芽の出そうなもの、完全に腐っているものの三種類に分け、食べられそうなのを芋洗いに入れて川に行った。

 

水量が多く、適当な場所が無くて苦労したが、何とか芋洗いの水車が回り始めた。

 

川岸の石の上のネコヤナギ

 

よく見ればグレーに芽が膨らんで、春の訪れを感じる。

 

大雨の時は増水し、ここも水に洗われているが流されずに頑張っている。

 

芋洗い器は回転している間に少しずつずれていき、五分くらいしたら水車ごと流されていきそうになったので、あきらめて回収。

 

土が落ちれば好いという妻のところに持って行った。

 

2時頃だったか、二十人ほどの一団が少し強めの雨の中、馬籠方面から歩いて家の前を通過して行ったので、今日もまるやさんへ泊るお客さんだなと推測。

 

今夜も話と歌を7時から頼まれていて、十五分前に行って訊いたら、やっぱりずぶ濡れになっていった一団だった。

 

6時50分には全員が囲炉裏の周りに集まったので、通訳のジョウジ?さんから、私の紹介から始めてもらった。

 

昨日の生徒は17歳と言っていたが、今日は17歳から18歳と言い、確かに昨日よりは大人っぽい生徒達だった。

 

昨日と同じように、同じ話や歌を唄ったつもりだが、大人びている分大人しいので、少し盛り上がりにはかける感じ。

 

「歌や昔の生活の様子を自分なりに研究してきたことで、こうして呼んでもらえて、一生のうちに会えるか分からない皆さんに会えて、皆さんの若い力を感じさせて頂いたことに感謝します。」

「ありがとうございました。」と言って、7時40分頃終わらせてもらった。

 

六人位の生徒に囲まれて写真を撮ったり、金髪の奇麗な女生徒からツーショットを頼まれたり、「アナタノコエハキレイデシタ」「オヤスミナサイ」と、スマホを見ながら一生懸命伝えてくれる生徒もいて嬉しい。

 

ツアー会社の外国人女性は日本に長く住んでいるようで、「聴いていたら唄えそうな気がしましたが、言葉の間の音の変化が難しいです。」と言うので、「それを小節と言います。」と教えた。

 

今日は区の常会が7時からあり、我が家では妻に行ってもらったが、常会から戻ったイサ兄イに居間に招かれ、休肝日にするつもりだったのに「乾いた喉を潤して行け!」と缶ビールを一本頂いてしまい、意志が弱いのですぐ手が伸びる。

 

手伝いに来た親戚の人とも話をして楽しませてもらってから、8時半頃家に帰ってきた。

 

楽しいがそれなりに気を張っているので、居間で寝てしまって、起きてから書いている。