今日は九時から〔板葺き石置き屋根〕の屋根返しのボランティア。


私だって屋根返しは素人同然なのだが、少しばかり年寄り達から葺き方の薀蓄を聞いて知識として知っていたのと、覚えていないが子供の頃見たことがあるような気がする。

そうしたことが何となく体に染み付いているのと、適性もあるのだろう、


以前は仕事を休めなかったので、若い頃はやったことがなかったが、数年前からボランティアで出るようになったら、何も知らない者に比べれば戦力になったと見えて、「棟梁」に祭り上げられている。



 今日は写真の右側の厩(うまや)の屋根の葺き替え。


     

以前のブログに書いたように枕木を作ったので、それを軽トラに乗せて九時前に集合した。


私が教えてもらった知識を伝えながら、ついつい自分で作業に集中していて、ハッと気付くと隣でやってはいけない並べ方をしているので、直してもらったり手本を見せたり・・。


石を隣の家の屋根に上げたついでに、皆の知らない間に一枚撮らしてもらった。


   


お昼はいつもは近くの食堂の五平餅か蕎麦を食べに行くが、今日は何時になく豪華な弁当だった。


   


この後、スマホのバッテリーが無くなり、写真がないので、妻籠観光協会のブログを見てもらおう。


枕木が曲がっていて座りが悪いので、鉈で大まかに削っているのが私である。


http://tumago.jp/blog/post-897.html


二時半頃作業は終わり、片付けをして三時頃解散したが
、「雨漏りしたら棟梁の責任だぞ!」と言われている。

漏らないことを祈るばかり・・。



 昨日から常連のTが来ている。

本当は休日にしてあったのだが、弟分のTを初めとする常連達には、無理を言われても仕方ない。

家族と同じものを食べてもらっている。


昨日夕方から家の周りでアマゴを五匹ばかり釣り、今日は付知川へ鮎釣りに行ってきた。


川の水量が少なく、朝五時から来て場所をとり、頑張りながら釣れない人も沢山いたらしい。

そんな中遅くから出かけて行き、十時半から釣り始めて四時には上がったらしいが、釣ってきた鮎を私も一緒に数えたら、二十八匹いた。


囮屋(おとりや)の親父がびっくりして「仕掛けはどんなのですか?」と聞いてきたらしい。


他の人が釣れないのにTばかりが釣っているので、上からも下からも向こうからも、Tの釣る所に入って来るので竿が当るくらいだったとか。

「本当にマナーが悪いよ・・」と嘆いているが、釣れない周りの連中の気持ちは解る。


おかげで今夜は「鮎の塩焼き」「鮎の酢締め」「鮎の開きの天婦羅」「鮎の天婦羅」を食べさせてもらった。

酢締めや開きはTが自分で作る。


   


初物で、柔らかいのに味はしっかりしていて美味かった。


私も一緒にビールを飲み、Tの酒に付き合いながら、私が貰った酒を飲み比べて「利き酒会」をしていたら飲みすぎた。


「明日は〔鮎の押し寿司〕を作ろうと思う」とTは言うので期待している。