頭痛が多いものだから、妻が行って来いと言うし、自分でも検査をしておいたほうが好いかな・・と思っていたので、一昨日予約を入れて、今日仕事を早く上がらせてもらい、夕方中津川市のクリニックに行ってきた。


私はこのクリニックに初めて行ったので、受付で色々書いたりして待っていた。


呼ばれてオシッコをとったり、血圧を測ったりした後、先生の問診で手や眼球の動きを見てから、「MR I」をとることになった。

先生は優しそうで丁寧で、安心感があった。


MR I は初めての体験。

担当の職員に、仰向けに頭と顎を固定され、ひざの下にクッションを入れて曲げ、右手の人差し指を測定器機か何かに挟まれ、「25分間動かないで我慢してくださいね」「寝ててもいいですからねー」


緊張しても仕方ないので、言うとおりに寝られるものなら寝ようと思い、自分に暗示をかけて寝ようとした。


ところが「プップップップッ」とか「ガッガッガッガッ」「キュイーンキュイーン」とか、いろんな大きな音がして寝られるようなものではない。


それでも「たいした音ではない・・」「呼吸をゆっくり・・」などと自己暗示をかけているうちに、結構うとうとしながら時間が過ぎた。


写真が出来たところでまた診察室に呼ばれ、先生の所見を聞いた。


写真を見せてくれながら「脳腫瘍とか、気になるものは何も無く、きれいですよ!」と言う。


「鼻に少し炎症を起こしている様子がありますが、自覚はありますか?」

「いや・・無いですね・・」


「認知症はどうですか?」という私の質問にも丁寧に答えてくれて、写真を示しながら「この海馬が萎縮する兆候があれば問題ですが、大丈夫ですよ」


縦の輪切り映像や、血管の立体映像を見せてくれて、「この血管は4mm、これは2mmでこれは1mm」「この2mmの血管が詰まると大変です」「動脈瘤が出来やすいのは、ここが一番で、こことこことここが二番・三番・四番・・」などと説明をしながら「動脈瘤も大丈夫」


そして「以前の鼓動とともにズキンズキンする頭痛は偏頭痛ですが、今のドーンとした頭痛は、肩こりなどから来る頭痛かもしれません」


予防や軽減のための、自分で出来るマッサージを教えてくれた。


診察の後、血液検査用の採血をして、二種類の薬をもらって、7,910円払って帰ってきた。



 今日は六十代のご夫婦が泊まられていて、六時半過ぎに帰ってすぐにお客さんのお相手。


いろんな話を聞いてもらい、木曽節を唄った後、八時過ぎに夕食を食べに居間に来た後も、お二人は一時間ぐらい囲炉裏の周りに居られた。


夕食後医者の話を伝えると、妻と三女は「肩こりはパソコンのせいじゃないの?」「目の疲れとか・・」

「前はそんなにパソコンを、かまっとらなんだにー」


言われてみれば思い当たる。


パソコンの前に居る時間を減らそう。