土曜日に、乗鞍のスキー場に行く予定だった、愛知県のTさん家族と友人家族の三組、十人。
大雪の影響で国道も通行止めになり、スキーに行くのを中止。
妻籠に泊まることにして、観光案内所を通して我が家に予約を入れてきた。
妻籠宿で早めの昼を食べ、十二時半には我が家に来て、男性陣は布団を敷いて寝たり、女性陣は話をしたり、子供達は雪で遊んだり・・。
思い思いに時間を潰していた。
子供さん三人は囲炉裏の火が珍しいのだろう、特に五年生の男の子が火をかまってばかりいるので、「子供が火をかまうと、寝小便するって言うよ!」と、“かまって”やる。
他にオーストラリア人のカップルがいたが、皆、囲炉裏は初めてということで、喜んでくれた。
今日はカナダ人のカップルが、明日までの二泊の予定。
本当は、昨日と今日の二泊の予定が、大雪の影響で一日ずれた。
そしてもう一人、山梨県のTさんが、大雪の影響で帰れなくなり、泊まっている。
昨日は馬籠に泊ったらしい。
“馬籠にいつか訪ねたいと思っていたが、予想外の形で実現”と書かれていた。
山梨県は陸の孤島と化しているとのこと。
Tさんも寝る前までテレビでニュースを見ていたが、明日も帰れそうにないと言っていた。
早く通常の状態に戻ることを願っている。
らくがき帳に書かれたTさんの文章。
大雪はたしかに受難ではありましたが、本宿に出逢う因を頂いた、という点では「幸いの大雪」であったかもしれません。
自然のつくった縁に謝します。
苦楽は表裏とー。
本日、大きな楽を得たととらえ、明日以降の さらなる幸の開道を 希望もち イメージして、深く眠りを得たく思います。
ありがとうございます
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