「やっとかめだのい」久しぶりに会った人に、年寄りはこう言う。

自分達世代は「やっとかめだにー」と言うかな。

ブログも18日以来「やっとかめ」で書く。


 常連のお客さんから電話があった。

「何か有って寝込んでいるんじゃないかと思って・・」

スタッドレスタイヤとか雪降りと書いてあったから、事故でも起こしてブログが書けなくなっているのでは・・と心配してくれたらしい。


 消防団の同期退団者の、親睦会の忘年会が19日にあり、翌日から年賀状つくりで余裕がなかった。

やっと320枚ほど年賀状を書き終わった26日、忘年会があった。


 翌日、朝から餅搗きの準備で、もち米を蒸したり臼を出したりしていたが、飲みすぎたわけではないのに何か体の調子がおかしい。

昼前になんとか二臼搗いたが、午後からの三臼はえらい(しんどい)ので息子夫婦や長女、妻にほとんど任せていた。

 夕方になると自分でも顔が火照るのが解り、どうも熱があるな・・と計ってみると38,6℃。

しばらく居間で寝ていたのだが、もう一度計ってみると今度は38,8℃。

これは駄目だ・・。とそのまま布団に入って寝た。

 翌朝計ると36,5℃。

これなら大丈夫と思っていたが、家族みんなや小諸の次女までも電話で「医者に行け」との大合唱。

 九時五十分頃行きつけの医者に行き、受付で「昨日熱が出て・・」と言ったとたん、「じゃあ、二階の別室へ案内します」

二階で問診やら血圧測定やらの間にインフルエンザの検査をした。

綿棒を細長くしたような綿棒で、左の鼻の穴をグルグルこする。

「ごめんなさいね。ちょっと痛いですからね・・」と言われていたのだけど、確かに少し顔がのけぞりそうになるくらい痛かった。


 少しして検査した看護士さんが来て言った「A型が出ました」「A(エー)!!」

色々聞かれたが心当たりがない。

同い年の先生からは「熱が下がった二日間は、家で隔離されていてください」妹の同級生の薬局店主からは「若いってことですよ。お年よりはかかりませんから」「まあ、寝正月ということで・・」という慰めの言葉。


家庭内別居ならぬ、家庭内隔離の継続中。