先日、宮城県名取市で開催された桜マルシェ
雷神山古墳で開催されたイベントで似顔絵やってきましたー！
大好きな東北の大好きな前期古墳での似顔絵。
お客様もたくさん来てくださり楽しい１日でした
当日は古墳見てる時間もないだろうから
前日入りして雷神山古墳見学！
昨日のブログ
その前に名取市の
歴史民俗資料館も見学して予習してきました！
名取市歴史民俗資料館
見てみてー
！！！
めっちゃ可愛い遊具っ！
欲しいー！！
！！
前から見たら土器っ！！
新しい施設のようで
全体に木のぬくもりが感じられてとても綺麗
こちらの
看板の右側
が考古、古代の展示室、
左側
が中近世、民俗の展示室になってます。
まずは考古、古代から。
画面をタップすると地図に遺跡マップが出ます！
名取市、
旧石器時代から連綿と続く遺跡の宝庫
めっちゃめっちゃ住みやすい場所なんやろなぁ。
旧石器時代の石器では
糸魚川産？のネフライト製石斧っ
弥生時代には
東北にも稲作が伝わり
遠賀川式土器、石包丁も見つかっております。
鉄石英っぽい石鏃も気になる
でね、この土器棺壺や
副葬された壺の模様！！
繊細でめっちゃオシャレ
こういう花瓶があったら今でも売れそうよね
密かに写真を収集している、、
底部穿孔壺写真(笑)
口縁の広がりが大きいタイプの2重口縁壺ね
こちらは日本北限の前方後方墳群！
雷神山古墳と同じ丘陵の北端にあります。
前方後方墳ということはもちろん前期古墳っ！
ここもじっくり見学に行きたかったのですが
松島にも行きたくて今回は断念しました
(泣)
(泣)雷神山古墳
墳頂、３段目に緻密に並べられた壺方埴輪！
詳しくは昨日のブログを
東北にまで巨大な前方後円墳が伝わるほど
地域交流が活発になった弥生末〜古墳時代前期！
もちろん
いろんな地域の土器が！
東海地方に類似するの土器
同じく東海系のS字口縁の甕！
おお！
！
畿内の土器の特徴を持つものも
遥々人や土器が旅してきたのねぇ〜
って親近感(笑)
前期古墳だけでなく
中期、後期、終末期古墳も。
これまたオシャレ模様の須恵器瓶
おお！
横穴墓まである！
なんていうか、、名取市って
各時代の遺跡の展示場のような
フルコース揃ってますね！
続いて中近世、民俗。
こちらは通史という感じではなく
熊野信仰に関する展示が多めでした。
衝撃的だったのがこちらの
釜神様。
柱に祀られていた釜神様！
家の柱にこれがあったら、、うん、
火事にならないよう火に気をつけよう
！
！って日々緊張感保てるかも(笑)
名取市の海辺の町、
閖上(ゆりあげ)の名前の由来。
閖という字は日本独自の文字なんだ〜！
鎌倉時代以降の歴史マップ。
そして、この地域といえば
地震や津波の記録も。
平安時代など東日本大震災以前の地震や津波の跡が
大地に残されてるんです。
いろんな時代の遺跡が残されてる名取市。
こうした震災の跡もあり
きっと豊かで穏やかなだけではない
厳しい自然と向き合いながらも
人々に愛された土地なんだなぁ〜と
資料館の前は公園になっていて
雷神山古墳が復元されてます
この日も小さなお子様が遊んでましたよ。
こじんまりながらも
木のぬくもり、土のぬくもりが感じられる
とても素敵な町の資料館でした。
お近くを通られたらぜひぜひ寄ってみてね
名取市歴史民俗資料館
入館料は無料
国道4号線からちょっと脇道を入った場所にあります。
雷神山古墳とも近いので、一緒に回るのもオススメ！
無料駐車場も有