『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』文庫化! | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

夏が来たら

本屋さんの特設コーナーが賑やかになりますね!

今年も!

各社夏の文庫キャンペーン!!


やはり1番好きな新潮文庫

ワクワクですラブ

1冊買うと可愛いしおりが1つもらえます♪
 



今年は何を読もうかな〜ルンルン

売り場をグルグル迷いながら購入したのが



ブレイディみかこさんの

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』


川上和人さんの

『鳥類学者だからって、鳥が好きだとは思うなよ』


ブレイディみかこさんの方は

数年前に話題になっていて、

いつか読みたいなぁと思っていたところ

ちょうど文庫化されて

夏の100冊に入っていました!

やったーグー爆笑グーアップアップアップ




イギリスにお住まいの日本人母ちゃんが

ハーフの息子のこと、

息子が通う中学校や友達のことを書いていますイギリス


その中学校というのが

様々な人種、貧富の差、、などなど

日本ではなかなか身近にないような学校ガーンアセアセ


日本でも

『多様性』という言葉を最近よく目にするけど

知識として知る多様性ではなく

多様性の嵐のど真ん中のような学校。。スタースター


この本のタイトル

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

は、

息子くんがノートに走り書きしていた言葉。


この言葉からもわかるように

息子くんなりに

いろんな環境に置かれる友達たちと向き合い、

ぶつかり、悩み、乗り越え、、

それをハラハラしながらも温かく見守る母。


いやぁ、、読んでみて思ったけど

中学生って、思ってるより大人だなぁ。。と。

中学生じゃなくても小学生でも

きっと大人が思ってるより

いろんなことを敏感に感じ取って考えて

そして、勇敢に飛び込んでいってるんだなぁと。


多様性の社会を未来に作っていくのは

柔軟で勇敢な心を持つ子供たちなんだなーチュー


小難しく、暗くなりそうな内容なのに

サバサバした作者の文体と

ちょいちょい出てくるロックミュージックで

めっちゃサラッと読めるのでオススメです!

作者は昔、福岡でロックバンドを組んでいたこともあるライターさんなのね。


久々にワクワクした1冊でしたラブ



鳥類学者の方はこれから読みますヒヨコ

皆様も

涼やかなお部屋やカフェなどでジュース

夏の読書いかがですか〜ラブキラキラ


2019年 下矢印

2010年下矢印