ご縁の旅【イヨボヤ会館】 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

愛車のキャンピングカー

軽自動車のテントむしで巡る

6月上旬北日本の旅。


東北でご縁と興奮の日々を過ごし

そのまま山形の内陸を目指して

芭蕉奥の細道をたどろうと思ったけど

それは5月に少しやりましたので

今回はそのまま日本海に沿って南下。



新潟に入りまして

新潟最北の地、村上へ。


少し前にね

世界ふしぎ発見で特集されてた

イヨボヤ会館に行ってみたいなぁと。


イヨボヤ会館!?

はい、こちらです。

村上市鮭公園にあります

イヨボヤ会館。


イヨボヤ?

何語?ってなりますよね。


実は

日本語!

この地方でのことをイヨボヤというそうです。


そう

ここは鮭が遡上してくる地。

鮭漁、鮭と生きる人々の暮らしを学べる資料館なのです!


資料館、博物館、、好きねぇニヤリフフフ。


村上の鮭漁を語る上で欠かせないのがこの方


青砥武平治さん。

江戸時代に鮭の自然孵化増殖を世界で初めて考え出した人物!


村上では鮭漁が盛んになり

鮭を捕獲しすぎて遡上してくる減少してきてしまったため

産卵、孵化するようの人工の河川を造成、

漁獲量を制限し、一定の産卵量を確保することで安定した漁ができるようになったとのこと。


この方法を実現するために尽力した青砥武平治さん。

世界ふしぎ発見を見てね、

こういう各地で尽力した人びとについて学びたいなぁと。



青砥さんについての展示も濃厚だったのですが

村上の街の鮭に対する思いがね

想像以上に濃厚で

圧倒されました。


鮭の皮でできたジャケットとか展示されてますから。

どんだけ鮭ラブやねんニヤリラブラブ(笑)


秋には

遡上してくる鮭の産卵を

川の側面に作られたガラスの壁越しに

至近距離で観察できるそうです!

私が訪れたのは6月だったので

自然の鮭の気配は全くありませんでした(笑)


ただ

観察用の水槽で養殖されている鮭の稚魚!




綺麗だなぁ!

キラキラキラキラキラキラ!


鮭が遡上してくるころ

また来てみたいなぁ。





村上の街には

鮭を塩漬して乾燥させた

名産の塩引き鮭が。


この塩引き鮭を食べられるお店もあります。


ちょうどお昼だったので

海鮮一鰭さんへ。

【うおや塩引御膳】をいただきました。


鮭がね

塩引きというだけあって塩分濃いめですが

めっちゃ美味しい!

身がホクホク!皮もおいしい!

その他のお刺身や小鉢もさすが日本海キラキラ


そして

なぜか店内に大量の本!!

しかも

歴史、考古学の本がいっぱいラブ!!!

お料理を待っている間に本を眺めてみたり。


そして

昔の村上の巨大な古地図が展示されています。


村上ってね

城下町で

めっちゃ歴史のある町だったのねびっくり


昔々、

青春18切符を使って

上野駅からムーンライトえちごという夜行快速列車に乗って何度か新潟に来てたのですが

ムーンライトえちごの終点が村上なのね。



どうやら駅の城下町のある方と反対側に出てたみたいで

なんともさびれた町だなぁえーとね

思ってたのです。


村上の皆さんごめんなさいえーんアセアセ

村上ナメテマシタ。


こんな鮭を愛する

歴史ある町だったのねーラブラブ


世界ふしぎ発見のつないだご縁

ありがたきかな!



続く。