長野とのご縁 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

6月のご縁の旅のブログも

まだまだ中途半端なまま

7月となりました。


ご縁の旅つながりで

先日の長野県飯田市でのお仕事のあと

行ってきました。

飯田市座光寺にある

元善光寺。

そう

元、善光寺。

長野市にある善光寺は

今の場所に移る前

飯田市にあったのです。

なので

長野市の善光寺だけ参るのは

片参りと言って

本当は両方巡るのがいいとされています。


天竜川の雄大な河岸段丘を見下ろす

丘陵上にあります。

長野市の善光寺は巨大な宗教都市となっておりますが

こちらはわりとひっそりと。

それでもとても静謐な雰囲気の素敵なお寺です。

ひっそりと

芭蕉句碑も。


でね

何がご縁かと言いますと

由来にもありますが


推古天皇の時代に

難波にて

善光寺の本尊となる仏像を拾った

本多善光さん。

時代はぐぐっと下り

この方の子孫とされる

本多政康さんが

我が町枚方にあった枚方城の城主で

秀吉に仕えていたそうです。

ここにも書いてあるように

本多政康さんは百済王の流れをくむともされるので

善光寺の本尊を拾った本多善光さんも

百済王の子孫かもしれません。


全国的に有名な

長野の善光寺の本尊を見つけた方が

我が町枚方出身だった可能性が!?

さらに滅亡した百済王の末裔の可能性が。。




そんなわけで

お仕事やプライベートなどなど

いろいろとご縁のある長野県

枚方と長野ってね

こんなところでご縁が繋がっていたのです。


まぁ

コオロギ一族は

祖父の代に枚方に入っているので

本多さんとは何の繋がりもありませんが(笑)

繋がりはないものの

長野とのご縁をひしひしと

感じる今日この頃です。


元善光寺周辺には

古墳もあります!

横穴石室の入り口がむき出し!

後円部頂上には神社も。

後円部から前方部をながめたところ。


近くには

律令時代の官衙跡や

古代瓦などを焼いた窯跡もあり

なかなか見応えのある地域です!


ご縁なりけり。