岩手で湯治【大沢温泉湯治部のお部屋と食事】 | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

いつか長期滞在で湯治したい!

との夢のため
※どこか病気というわけではなく湯治という文化に憧れています

湯治下見の旅。


岩手県花巻の大沢温泉の湯治部に2泊。


そもそも湯治とは?

温泉に滞在して療用するというもの。


昔は日本各地に湯治場があったのですが

今はかなり減っているみたい。

昔、湯治場だったけど

今は普通の温泉地になってるとこも多いです。


普通の温泉旅館やホテルとの違いをあげると

自炊できる。

布団や浴衣、暖房が別料金。

これが大きな違いではないかな。


宿にチェックイン際に

ちょうどチェックアウトされるのか

持参した布団や食材などを

車に積んでるお客様がいらっしゃいました。

持参したらオプション料金かからないのです。


学校の家庭科室のような自炊室には


調理器具やお皿などがあり

10円を入れると7~8分使えるガスコンロがあります。

下見したので

次回は炊事もしてみようかな。

今回は

食堂で定食などを食べることにしました。


チェックインして

お部屋に案内してもらいました。

ギシギシと鳴る廊下

急な角度の階段

窓から入るすき間風

ああ、、いい感じ照れ

まぁ、なんちゃって湯治だから楽しめるってのもあるね。


お部屋は

8畳ほど。

オプションでこたつとガスヒーターをつけてもらいました。

素泊まりの基本料金は3,500円ほどなのですが

布団や浴衣、こたつなどなどオプションつけると

4,000円ちょいになります。

部屋の隅にワイヤーが張ってて

タオルを干せるようになってました。

鏡台やタンス?

渋いです。。

昭和です。


浴衣と丹前をお借りしました。

丹前が、、

見たことないくらい

長いびっくり

浴衣の上に羽織るものかと思いきや

なんと

浴衣の上にこの長い丹前を着て

その上から帯を巻く!


そんな着方初めて!!

寒いとこ仕様なのかしら。

いちいち感動しますおねがい(笑)


今回は併設の食堂『やはぎ』で食事しました。


なんといっても名物の

ひっつみ!

小麦粉を練って薄く伸ばしたものが入ったお汁です。

このあたりの郷土料理です。

すいとんとかだんご汁みたいな感じ。

もともとすいとんとか好きなので

出汁も美味しくて

感動して悶えましたラブキラキラ


ひっつみとお蕎麦を注文したら

『ひっつみは丼いっぱいあって、

けっこう量が多いので大丈夫ですか?』

と言われ

まずひっつみを食べて

まだいけそうならお蕎麦も注文することに。


感動のひっつみはペロッと平らげ

全然余裕だったのでウインク

さっさとお蕎麦も注文!


お蕎麦は

更科、田舎、韃靼の3種類のお蕎麦から選べます。

更科を注文すると

これがまた美味しくて美味しくて!!

久々に美味しいお蕎麦にありつけましたラブ


大根おろしを絞った汁も付いてます。

そばつゆに入れて食べるそうです。


他にも

盛岡冷麺やとり天、しょうが焼き、刺身定食等々

メニューも豊富です。

さらに

+50円でお部屋にも運んでくれるそうです(笑)



外の寒さも気にならなず

昭和な雰囲気

食事もサイコー


いろいろと快適で気に入った湯治部ですが、、


続く。