最近、
旅先でのマイブームがある。
その土地の『国分寺』を訪ねること。
聖武天皇が仏教を広め、国家安泰を願うため、
全国に国分寺、国分尼寺を建てた、、んだっけ?
今も日本各地に残る国分寺、国分寺跡。
何年か前、自転車で三重のあたりを走っていると、
『伊勢国分寺跡』
というのが目についた。
行ってみると、
だだっ広い野原にポツンと石碑。
ああ、
諸行無常。
と胸を打たれた。
天橋立を見下ろす丹後国分寺跡、
立派な五重の塔が残る飛騨高山の国分寺。
まだそれくらいしか行ってないけども。
というわけで、
いざ!讃岐国分寺!
ここはお遍路の札所の1つとあって、
境内も広く、お遍路客で賑わっていた。
芸事の上達を願って弁天様に手を合わせ、
縁結びのお地蔵(だったかな)様にも手を合わせ、
縁結びの願い事が書かれた絵馬を見て、
ニヤニヤと冷ややかに笑う。
お参りが済んで車に戻ろうとすると、
『御苦労様です』
と、
下校中の小学生が挨拶してくれた。
お遍路の巡礼者に、
挨拶する習慣があるんだろうか?
なんか、
こういうのいいね。