今年もいろいろ生きました | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします


早朝から




自販機が当たってご満悦(*^_^*)



今年の旅を振り返って


ありがたいことに


とても充実していたなぁと。



国分寺巡り、芭蕉句碑巡りに加え、


古墳巡り、歴史資料館巡り、ジオパーク巡りという新たな巡礼スタイルが始まり、


旅がますます濃く、


ますます定年後のオッサンみたいになってきました。



思えば、


元旦のニューイヤー駅伝を見に行った際に、


群馬に古墳がいっぱいあると知り、



栃木の歴史資料館のおじさんが、


『奈良時代よりもっと前は、大和朝廷の北限はこの栃木で、我々が北方の蝦夷から日本を最前線で守っていたんだ!』


と熱く目を潤ませ語ってくれて、



いろいろ調べると確かに群馬、栃木というのは古代日本において重要な役所が置かれたり、


大宰府くらいの重要な拠点だったことを知りました。




もひとつ、


東北に行った際に聞いた話で


『我々のこの東北は敗者の歴史なんです』


この言葉もとても胸に響きました。



蝦夷、奥州藤原氏、、そして今回の震災も。


中央による支配、制圧。


ひたすら耐え忍んできたのが東北なんです、とおっしゃっていました。



どこの歴史もいろいろな見方があるけども、



お二人の


『我々』


という言葉に、



あぁ、歴史は『今』に繋がっているんだ、


『想い』が繋がっているんだ、


と気づきました。



自分たちが経験したことではなくても、自分たちのことのように『我々』と語る。


そして、これからも繋がっていくんだ。



そんなことを強く感じました。



いつも歴史スポットばかり巡り、


『自分は何故、過去にばかり興味を持つんだろう、何故前を向けないんだろう』


と自分に疑問を持っていたんだけど、



過去から囁いてくる言葉に耳を傾けることは



今に、未来にちゃんと繋がるんだ、



これはこれでいいんだと自分を肯定することができました。



いや、肯定してもいられないんだけど、これはこれで自分らしくていいかな。



なかなかねー。



それから東北、北海道の奥尻島、淡路島、自分が生まれてから起こった震災の被災地を巡り、お話を聞けたこと。


これも大事な経験。



美しい日本の風景には、厳しい災害の歴史がある。


自分の土地を愛し、そこで生きていくことを選んで生きている。



まだまだ知らない歴史があって、日本があって、郷土愛と誇りがある。



そんなことを地道に旅を重ねて伝えていける人になりたいなぁ。



そんなことを思う自分にも気づいたことも大きいね。




あーーーーあと10分ほどで今年も終わるね。




何よりも、



こうしてたくさんの旅を重ねられたらことに感謝!



皆様のおかげです。



感謝と愛を伝えられる来年にしよう。





タラタラときれいごとばかり並べたけど、



明日のニューイヤー駅伝、メンバー表見たら、富士通の柏原くん走らないと知り、



ショック受けてる高崎の夜です(笑)



世界陸上マラソンに出た中本さん応援しよー!




というわけで


良いお年を(*´∀`*)ノ