北のはじまりの土地【10】北の大地に名を記す | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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温泉の効用か、疲れを知らない三十路女2人。



北海道知床の旅3日目。

今日も北へ東へ車を走らせます。


レトロ旅館をチェックアウトし、再び道の駅へ。

今日も元気なおばさん、、お姉さんたちが朝から威勢よく珍味を売っていました。


昨日約束した

『コーヒーいれてあげるよ』

のコーヒーをいただきに。


『あら、ホントに来た(*^^*)』

おばさんも若干ビックリ。(笑)



『旅館どーだった?』

『旅館よかったですー!料理も美味しかったし、お部屋もいい感じに味わいのあるレトロさだし、、お風呂は熱かったけど。。』

満足げな我々におばさんも満足そう!


そんなおばさんのお店の壁には、たくさんの学校名が書かれた紙が。


『サークルの合宿とか、旅行で来た学生さんに書いてもらってるの。』


へー。

へー。

( ̄∇ ̄*)( ̄∇ ̄*)

と書きたそうな我々の顔を察したおばさんに紙とペンをもらって我々も学校名。


・・・ええ、

学生じゃないよ。

すでに。

卒業して10年は経つよ(笑)


『いいよいいよ』

というおばさんの優しさに甘えて、我々の高校の名前を北の大地にしっかりと記しました!


高校当時からアレコレ楽しいこと企画し実行してきた二人。

こんな北の果ての土地に名前を記す日が来るとは!!


なんか感慨深いものがありんす。


『この学校名、。どこかで見たことあるわよ。』

昔の記憶を地引き網のようにたぐり寄せるおばさん。


『何かスポーツ有名じゃない?』

『いや、ないです。』
( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)


大阪の地味な町のただの公立高校。

強豪私立高校が星の数ほどある大阪で全国区になるのは至難のわざ。


まぁ、今ほど私立校ができる前なら少しは活躍してたのかもだけど。


『だいーーーぶ昔にハンドボール部が全国で優勝したことありますけど。』


もとハンドボール部のやなさんが言うと、

『あー、それだったかな?いや、新体操かな?有名じゃない?』

って。。


『いや、ないです(笑)。たぶん思い違いだと思います(笑)』



なんて団欒なんかしたり、この辺の見所なんか聞いたりして、

おばさんに別れを告げて出発ーー!


知床半島、北へ北へ行けるとこまで行ってみましょー!

何やら露天風呂もあるみたいだから!!!



と海沿いの道を北へ北へ。

朝方やや曇り気味だった天気もほどよく晴れて、

涼やかな初夏の北海道!



海沿いの道、特になにがあるわけでもなく、

あ、地図に載ってた『ヒカリゴケ』が見られる洞窟は落盤かなんかで立ち入り禁止(笑)


あとは、ポツリポツリと旅館、

あとは、家や漁師さんの小屋。


あとは愉快な音を発しながらゆるゆる走るごみ収集車。


そんな北の道。

しばらくはしるとありました

『ビジターセンター』


よくあるねー。

この旅でいくつ見たことか。


どこまで北へ行けるか調査をかねて入ってみました。


ビジターセンターのおじさんにやなさんが情報収集している間に、、


着てみました(笑)




ワシ?タカ?

似合いますかね(笑)?



なんて着ぐるみにテンションあげてるバアイデハなかったのです。。

もっと素敵な時間が待っていたのでした!


つづく。

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