七夕1人旅のラストです。
芭蕉天の川句碑に手を合わせ、
日本海に沈む夕日に癒され、
良寛の和歌に胸を傷め、、
さて、
出雲崎駅に帰るか。
(´Д`)
またあの3.4kmの山道を歩くのか!
いや、
すっかり日も落ちた山道。
(;´∩`)
怖い。
1人でフラフラさまようのは好きなくせに、
すこぶる怖がりです。
日本の暗い山道、、
いろんな意味で怖い。。
よくよく見ると、
バス停があるじゃないっすか!
よくよく見ると、
長岡行きのバスじゃないっすか!
よくよく見ると、
19:42発、、
まだまだ時間がある。
1日数本の貴重なバス。
もうしばらく夕日を見ながらバスを待つことに。
(´∀`)
ギリギリにバス停に行って、
『こんな山道、誰もバス乗らねーわー、時間より早いけど行っちゃえー』
というバス運転手の勝手な判断で乗り遅れたら大変なことになるので、
5分前にはバス停でスタンバイ。
峠の、
見通しの悪い、
曲がり角にあるバス停。
すでに闇。。
バス停横は、、
なぜかお墓。
(´Д`;)
こ、怖い。
日本の闇は、
いろんな意味で怖い。
と、この旅一番の心臓バクバク。
まぁ、
こっちも怖いけど、
こんな山道のこんな時間のバス停に誰かいるなんて思わずに通り過ぎていく車たち。。
ライトに照らされる私、、
と墓。
『うーわー!見ちゃったよ!』
なんて思われてるんじゃないか?
と思うと、
申し訳ないから、
できるだけ目立たないようにしようとするも、
いやいや、
バスにスルーされたら、
闇山道肝試しよ!
と、バス停付近をうろうろ。
余計怪しいっての。
さあ、いよいよ19:42!
バスカモーン!
・・・・。
・・・。
(´Д`;)
来ない。
19:43、、
19:44、、
19:45、、
1分がすごく長く感じる。
バス、、カモーン!
そこへ!!
バスらしき大きなライトの車がやってきた!!
( ̄~ ̄)
・・・クロネコヤマトのクール宅急便。
こんな山道、
1人で配達、、怖かろう。
バスカモーン!
19:46、、
なんでこんな怖い思いをしてまで1人旅を!
もう1人旅なんてしない!
なんていう思いを毎回するくせに、
すぐ忘れて、
ヘラヘラ旅立つ私。
19:47、、
おっ!
曲がり道の向こうから、、
大きなライト!
バスきた?
・・・?
ライトの向き、
左右で違わない?
ライトぐるぐるしてない?
??
猫バス?
こんな山道、マジで猫バス?
なんてアホみたいな期待感は一瞬で吹っ飛び、
長岡行きバス到着。
(´∀`)よかったぁ~。
バスの運転手、
『こんな山道誰もいないさー』
と軽くスルーしようとしたらしく、、
バス停をだいぶ過ぎて停車(笑)
無事長岡に着き、
1人旅の打ち上げ。
夜行バスに乗って東京行きました。
夜行バスの乗客、、
4人。
(´Д`)
そのうち無くなるかなぁ。
完。