nowhere man | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

今日は日帰りで福井出張だす。

サンダーバァドォ!

GOGO!


電車!本!読む!

と、急に思い立ってキオスクへ。

『ノルウェーの森』購入。


いまさら?


食わず嫌いだったんだもん。


だいぶ前、村上春樹のエッセイを読んで、


『自分好みじゃないわあ』

と、アンチ村上春樹になってました。


ちょい前の出張の時、

翻訳なら?

と、村上春樹訳『ティファニーで朝食を』を読みました。


残念ながらやっぱり、

『自分好みじゃないわあ』


でした。





が、先日、愛車のテントむし又三郎でドライブ中、

『なんか曲プリーズ』

と、発作的にビートルズの簡易ベスト盤CDを買いました。


その中に

『ノルウェーの森』

という曲があり、


『あれ、村上!?』


どっかで聞いたことある、いい曲じゃないの!


と、

『ノルウェーの森』

を読む機会を伺っていたのです。


先日新聞見たら、

ノーベル文学賞に村上春樹が候補に、


ってあったし、

『1Q84』もなんかすごい騒ぎだし、、


こりゃあ、


とりあえず『ノルウェー』読まなきゃ!


と、

いろんな意味でタイムリーな村上春樹を読んでみることにしました。


相変わらず、

『自分好みじゃないわあ』

だけど、


『ノルウェーの森』

ではなく、

本の冒頭に出てくる、

同じくビートルズの


『nowhere man』


を頭の中で響かせ、


特急雷鳥のイブシ銀な感じや、


台風を匂わす雨降る日本海!

な、雰囲気も手伝って、



ユルくケダるい映画をぼんやり観ている感じで読み進みました。



まだ上巻の終わりの方までしか読んでないですが、


『若いモンが頭の中で悶々考えんなぁっ!身体動かせっ!身体ぁ!』


と、

登場人物や、


今の自分をまくしたてる、

もう一人の自分がいます。


でも、


nowhere man

は、いい。

響くわぁ。



帰りのJRの駅で、


『明日午前中の雷鳥、サンダーバードは、運休』

との貼り紙が。


明日がイベントだったら、

辿り着けなかったみたい。