ふとかんし | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

本屋に行ったら、

ふと、

漢詩の本が目に留まり、

読んだら、

ぐさりと胸に錨をおろすように響いたので、

買ってしまいました。



登幽州台歌

前不見古人
後不見来者
念天地之悠悠
独愴然而涕下

幽州の台に登るの歌

私の前に古の人々は見えず
私のうしろに未来の人々は見えない
ただ天と地のみが永遠であることをじっと考え
ひとり悲痛の思いにかられて涙が頬をつたった



くるねぇ( ̄^ ̄;)



燭道後期

客心争日月
来往預期程
秋風不相待
先至洛陽城


燭道にて期に後る

旅するわが心ははやり立ち
日月の運行と競うかのよう
このたびの行き帰りは
かねて道のりの見当をつけておいたのだ
が、秋風は私を待たず
一足先に洛陽の城市に到着するだらう




日月や風と競うように、さすらいませう。


グッドラック