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10月遺伝子カウンセリングに予約を入れ帰宅してから図書館で〈遺伝とがん〉本を借りてさらっと目を通しましたが、難解でした。今の私には読書はまだまだ厳しい。予習なしで遺伝子カウンセリングを受診しました。
臨床遺伝医療部の医師から資料をもとに説明があり、親から子へ受け継がれる確率は1/2で、同じ兄弟でも遺伝される場合も、遺伝されない場合もあることを知りました。
私は子なし夫婦で、血のつながりのある姪が1人のみ。血縁が少なく、解析結果を親族に伝える気持ちはありません。
先生と家系図を作ります。産みの母とは3歳で離別していて母方の情報は皆無です。父方の祖母(私の養母)は高齢で心臓病にて亡くなっています。どちらかというと旦那さんの方ががん家系です。
気になる費用はというと。
①BRCA1,BRCA2遺伝子のみ検査する→6万位(保険適用)
②遺伝性のがんの体質を持っているかどうか知る。複数の遺伝子を一度に調べる→12万位から(自費診療)
「ナン先生からお聞きした金額と、だいぶ違うのですが・・・」
「以前はそうでしたが、こちらの病院では遺伝子研究に力を入れているので、他の病院と比べてもだいぶ費用負担が軽くなってきました」
金額の落差でお得感が増し増しです。
事前にとは、こういう時こそ〈がん保険〉で出た一時金を使うべきという話しをしていました。
「・・・先生こちらの12万のパック・・・やります」
絞り出すような声で決意しました。
私が選んだのは31遺伝子解析です。その上のパックは67遺伝子解析になります。
近年、遺伝子とがんの研究に注目され、その恩恵が受けられる時代になったのだと感じました。
検査結果は1ヶ月程度で出ますが、私は次回4月のリンパケアルーム受診に合わせて遺伝子カウンセリングの予約を入れました。
小法師&旦那さん