前回からの続きですが、


デザイン·クリエイティブセンター神戸(KIITO)
には、「KIITO三宮図書館」のほか「生糸検査所ギャラリー」や創造的産業に関わる企業や個人が入居するオフィススペース「クリエイティブラボ」があります。

先日、「KIITO図書館」に行った後に「生糸検査所ギャラリー」にも見学に寄りました。

下掲の写真は、
この建物が生糸検査所であった時に使用されていた機器です。

《 生糸のいろいろな品質検査 》
【水分検査】
水分検査機····生糸の正確な重さをはかる。

【再繰切断検査】
再繰切断機····生糸の切断回数をしらべる。


揚返機····ボビンに残った検査用生糸をかせにする。


【繊度むら検査】
繊度検尺器····繊度のばらつきの程度や正量による平均繊度を求めるための繊度糸を巻きとる。

ねじり台糸かけ····繊度糸によりをかけ計量しやすくする。

検位衡(けんいこう)····繊度のばらつきの程度や正量による平均繊度を求める。

【節検査】
セリプレーン機····生糸の節をしらべるために検査板に生糸を巻きとる。

【強力・伸度検査】
スーター式セリグラフ····生糸の切断時における強度と伸びの率をしらべる。


これは何に使ったのかな?
以上「生糸検査所ギャラリー」で見た機器の数々ですが、実際に稼働している様子はどんなだったか興味深いですね。


生糸検査所ギャラリーを出て、
1階に降りるとこんなものが飾られてます。
これは再繰切断機についていました。
生糸のかせを巻きとるための木でつくられた糸車です。
「ふわり」という。名も姿もいいですね。

こんな機械も置かれてました。
何なのかな?


何故か惹かれます。これらも実際に動かしているところを見たかったものです。

デザイン·クリエイティブセンター神戸(KIITO)
面白いところでした。