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土曜日の朝一番の回に観に行ったんですけどね。上映始まってすぐということもありけっこう人が入ってましたね。
軽く結論を言うと、私はもう胸が震えましたね
監督はこの時の銃声を実際に19歳の時に聞いたのだとか!!
凄いですよね。
なかなかこんな時代の目撃者になることなんてないですよね。。
そしてそれを今映画化した。
この激動の時代の映画やドラマはたくさん見てきたけど、こういう作品を制作するにあたっての熱量はすごいエネルギーを感じます。
今作は12.12軍事反乱というクーデターを元に作られていて「南山の部長たち」で朴大統領が側近に暗殺された直後のお話になります⬇
公式Xに分かりやすい階級別一覧がありました。
軽く頭に入れておくとより理解出来るかもですね。
セリフがある俳優さんが多くて登場人物も多いのでスピード感あるこのストーリーを理解できるのかな!?と不安があったんですが、日本語訳が詳しく書いてあるおかげですごい分かりやすかったです。
今作ではファン・ジョンミンが百想で主演男優賞をとって注目されましたけど反乱軍に立ち向かうイ・テシン少将を演じたチョン・ウソンもほんとに素晴らしかったです
命削るようなお芝居で、私この映画では泣かないだろうと思ってたんですけど最後にたったひとりで反乱軍に立ち向かっていく姿を見た時はもう涙が溢れてきました
ずっと緊迫したシーンが続くのでちょっとしんどいかも…と思った時にカメオのチョン・ヘインとイ・ジュニョクが出てきたのは良かったです
あと反乱軍に何度も説得されながらも最後の最後まで法にのっとって誠実な仕事をしようとした大統領の姿も良かったな。
反乱軍の勝利が決まって決済しないといけなくなった時に、最後の抵抗をしたシーンは辛かった
史実だからどうなるかは分かってるんだけど最後はやるせない、なんとも言えない想いや余韻が残る映画です。日本は戦後、すぐに民主主義がやってきたけど韓国はそうではなかった…
韓国に少しでも興味がある方は是非観てみてください