再掲 「いつ夕」解説 ４８
四日目 Ⅴ
土曜日の夜。
Kool は大盛況です。カウンターは満席。
ヨシ君は立飲台 (コントアール) に凭れ、
ダブルのバーボンを入れたロックグラスを傾けながら、
カウンターに並ぶ、様々な客達の背中を眺めています。
俺も一人旅のひとり飲みが多かったので、
こんなシチュエーション、多かったですね。結構、楽しいもんです。
盛りが過ぎ、空席ができたところで、カウンター席に座ったヨシ君は、
力也さんとの約束を果たします。
「力也だから、ジン・リッキー」 これはホントの話です。
「農場ドーム」の美沢、都市計画に携わる萱町。
この二人の名は、俺が住んでいた町名をつけました。
そして、あーちゃん。これも本人出演ですかねえ。
あーちゃんは、一矢のやりたいことを、代わりにやってくれている。
勿論、あーちゃん自身、楽しんでやっているのですが、有難いことです。
ここの場面のキモは、「自給自足」ですね。
科学技術と自然農法 (多分に、人工的、人為的ではありますが)、
両面から食料の「自給自足」を目指す。
昨今、やっとこさ、「食の安心安全」が問題視されてきたように思います。
食料の供給量の安心にせよ、食料の品質の安全にせよ、
自国の食料は、自国でしっかりと確保しようじゃないか、と、ゆーことです。
日本は国土が小さいですから、それなりの工夫が必要でしょう。
「農場ドーム」を建設するにせよ、農地を確保するにせよ、
都市計画が大切になってきます。
限られた面積の土地を、どのように有効利用するのか、
自ずと答えは出ますね。
答が出ても、まだ自分の土地だと頑張りますか？ 業が深いですなあ～(^_^;)
『失敗は失敗のもと』 は、岸田さんの言葉です。
何をもって、失敗、成功、と、云うのか、は、ひとまず置き、
「失敗は成功のもと」 なんて、気休めを言っていたのでは、
また失敗しますよー、ってなことですね。
失敗の原因を徹底的に、自己の責任にまで突き詰める、と、ゆーのは、
「魔がさした」「運が悪かった」「〇〇に裏切られた」みたいな、
他者への責任転嫁をせず、
「魔がさす」「運の悪い」「裏切られる」傾向にある自分の性質、性格までをも
把握認識して、自分が何を抑圧しているのか、(抑圧しているから、
その抑圧していることに足を掬われる。「魔がさす」)
自分が何を期待し、信じているのか、(期待し、信じているから、
その通りにならないと 「運が悪く」思う)
自分が他人に施した (してやった) と、思い、その見返りを求めすぎていないか、
(恩着せがましい者ほど「裏切られた」と感じる。「飼い犬に手を噛まれる」のは、
相手を「飼い犬」だとナメている、卑下している、「噛まない」と思い込んでいる)
と、ゆーよーなことまで、考え、さらには、自分の長所だと思っていること、
「情に厚い」は、情に流され適切な対処ができない、であり、
「根性がある」は、しつこい、執念深い、であり、
「親切である」は、恩着せがましい傾向にあることも考えるべきでしょう。
自分が長所だと思っていることに足を掬われるのです。
長所短所は表裏一体なので、簡単には変えられませんね。
ですから、自己改革は非常に難しい。
でも、それを知っているだけでも少しはマシなのかもしれません。
自分の性質、性格を鑑みて、
失敗することには手を出さないことが好いのでしょうが、
それでは面白くありません。
失敗して得ることもあります。
完全なる失敗、完全なる成功、とゆーのも無いんじゃないですかねえ。
何が、失敗か、成功か、は、自分が決めることです。
気楽にゆこうじゃあないですか。。＼(^o^)／
しかし、他人に被害を及ぼす失敗 (成功) は、ハタ迷惑ですので、
そこのところは、お互い慎重にいきましょう。<m(__)m>
日日好日
先月、あーちゃんのモデル、いーちゃんが、Kool へ来てくれました。
いつものことながら、突然、来るんですね～♪
久し振りに会えて話せて、とっても嬉しかったです。
いーちゃん、ありがとう。
次回は、前もって連絡してね。
そして、「フォンターナ」でスパゲティを食おう。
上掲は、いーちゃん出演、拓史くん制作の動画。
是非、ご覧ください。
暁をまちながら