再掲 「いつ夕」解説 43
三日目 Ⅹ
「デ・ナーダ」
スペイン語で「どういたしまして」の意味の言葉です。
まあ、「ナーダ」が「ない」ですから、「なんでもないですよ」
土佐弁でいう「なんちゃない」に通ずる言葉かと思います。
「デ・ナーダ」も「なんちゃない」も好きな言葉です。
意味もですが、言葉の響きもいーんですよねー♪
スペインで「グラシアス」とお礼を言うと、「デ・ナーダ」と返ってくる。
(因みに、イタリア「グラッツィエ」「プレーゴ」ギリシャ「エフハリストー」「パラカロー」
ドイツ「ダンケシェーン」「ビッテシェーン」フランス「メルシー」「ジュヴサンプリ」
ギリシャの「パラカロー」が可愛かったです。(*^_^*)
ヨーロッパの旅では、この返礼が嬉しくて、お礼をよく言いました)
高知で「ありがとう」と言うと「なんちゃない」と返ってくる。
どちらも、さりげなく返ってくるのが、また好いんですよ。
高知の「なんちゃない」は、照れ臭いのか、ややぶっきらぼうに言われるようです。
煙草のKOOLの話から、バルサの友、アンヘルの話になり、
一矢にスペインの思い出が蘇っていたのでしょうね。
三日目のラストを飾るのは、一矢が歌う「酒場でDABADA」です。
この歌、好きなんですよ。
「酒場を探して見えない時は、近くの墓場を探してみなよ、
ダブルのグラスに花を挿し、ゆっくり眠っているはずだから」、とか、
「酒場と墓場の二幕芝居」、とか、
まあ、酒場に入り浸る酔いどれの歌といえば、そうなのですが、
何か、バーテンダーにも通ずるような感じもします。
「性悪女とは暮らすけれど、
心の優しい女だとわかってしまえば、おさらばする」
この部分は、現在の一矢の心境なのです。
友子は心優しき娘ですから、おさらばしなければならない。
それが友子のためであろう、と、分かっているけど別れられない。
現在の俺にはない心境ですが、過去にはありましたね。
相手のことを想う気持ちと、
自分を甘やかし相手に甘えてしまう。エゴ、自分のズルさに葛藤しました。
このことは、六日目に出てきますが、
「結婚しない」のなら、初めからつきあわなければいいのです。
俺はそれができませんでした。
一矢はどうするのでしょうか。
日日好日
♪ DABADA DHIDHI DABADA DHIDA……
ちょっとイイ JOKEだね~
ジュリーの歌う「酒場でDABADA」
好きなんですよね~。
俺は、急いで生きることもなく、
ややゆっくり気味に生きられたら、ありがたいです。
現在の野望は、81歳までは、Kool を営みたい、
と、ゆーことで、
俺が80歳(2048年)まで、Kool を営めたら、
古川さんの「クール」開店から、100周年、
と、ゆーことになり、翌年も続けられたら、
Kool の35周年になるな、と。
その先は、また考えますが、
まずは、この25、6年間をしっかり生きてゆこう、と。
何事も、そうなのでしょうが、
意志、意図、意識するって、大切なのでしょうね。
そして、
現在、拓史くんの最新動画が、YouTube にて公開されています。
最新と云っても、第一回目の動画のリマスターなのですが、
何回か動画を作成してみて、拓史くんなりに改訂したくなったのでしょう。
(その気持ち、俺も記事を「リライト」していますから響感します)
是非、第一回目の動画と合わせて、ご覧ください。↓
もちろん、他の動画もご覧くださいね。
新潟市の繁華街、古町。
新潟の人たちが、これから、どのような意志、意図、意識を持って、
街を氣づいて築いてゆくのか楽しみです。
これは、古町のみならず、全国の街に通ずることですね。
街づくりに、この記事たちや、「いつか見た夕焼け」が、
参考になってくれたなら幸いです。
暁をまちながら