MATSUYAMA 六時まえ 227
アプフェル・フロイライン APFEL FRAULEIN
ドイツ語なのですが、直訳すれば、「林檎のお嬢さん」、「リンゴ嬢」、「りんごちゃん」、
と、ゆー感じでしょうか。
一応、俺のオリジナルカクテルです。
どーも、俺の感覚では、オレンジやパイナップルは直接的ネーミングを許せても、
グレープフルーツは、何かしら名づけないと気が済まないよーで、
(○○・グレープフルーツ、は長ったらしいトコもあるのでしょう)
ついつい名前をつけてしまいます。
(「ピーチ・プリンセス」然り。今後も登場します。共通点は女性が連想されるトコでしょうか。
そうか、原点は「サマー・クイーン」なんでしょうね)
このカクテルを思いついた時に、
何かの記事にあった、「アプフェル・フロイライン」という名のお菓子があり、
リンゴやレーズンが入ったもの (アプフェルシュトゥルーデルの別名?)、
と、ゆーのを思い出し、ちょうどワイン(ブドウが原料)も入っているし、
〝グレープ〟フルーツだし、「フロイライン」の響きも好いし、で、この名に決めました。
ほっぺの赤いお嬢ちゃん、と、ゆーよりは、ツンッと澄ましたお嬢様ってな感じがします。
「アプフェル・フロイライン」
白ワイン、アップルリキュール、グレープフルーツジュース
美味しいですね~♪
ワインとリンゴの風味がグレープフルーツの爽やかさと共に立ち昇ってきます。
このサッパリとした味わいと、匂ひたつ色香、ってゆーんですかねえ、
やっぱり、「お嬢様」かなあ。
林檎と云えば、赤ってな感じでしょうが、果肉は白ですよね。
「深窓の令嬢」のイメージって、白い肌で、清楚な白いドレスが似合うみたいな。
なので、赤色にはせず、白色にしました。
それに、白ワインを入れて好かったです。
と、云うのも、ドイツの旅で印象的だったのがワインで、
ライン川を船で下りながら、(ユーレイルパスのオマケ)
マインツ、リューデスハイム、コブレンツ……、
ライン川の風景
それぞれの町を訪れながら、ドイツのあっさりとした白ワインに親しめたこともあり、
ただのアップルリキュールのグレープフルーツジュース割にしたくなかったので。
(アップルリキュールは、シュペヒト・アプフェルと決めていました。
それを云うならば、ドイツの白ワインをつかいたいトコロですが)
それと、フランクフルトで飲んだアップルワインの印象もありましたし。
まさに複合観念 。(コンプレックス。劣等感の意味だけじゃないですね)
数々の様々な色々なイメージが複合、融合し、
様々な経験や知識、個々が持つ感性が複合、融合して一つの表現、カタチになる。
面白い、楽しいですねー。〝和〟ですねー。
『存在』は、宇宙は、世界は、〝和〟を示してくれています。
競い争うことなんてしなくて好いのです。
様々な事象、様々な観念、様々な感情があって当然で、
それらを並列させるのか、複合、融合させるのか、受け止めるのか、受け入れるのか、
それが工夫、調整でしょう。
否定、削除、抹殺しなくて好いのです。
あるものはある。そこからはじめてゆけば好いのではないでしょうか。
そして、それらを工夫、調整し続けてゆくこと、それが調和ではないでしょうか。
そーゆーことも考える〝きっかけ〟に、この記事たちや、
「いつ夕」がなってくれたなら幸いです。
日日好日
そして、
暁をまちながら