相変わらずの放置ぶり。


続けて連絡があったかと思えばぱったり途切れる。


いつものパターン。



さすがに1年もたてばもう慣れた。




少し前の夜、突然ケータイが鳴る。



そんな時間に電話してくることなかったからビックリして




何かあったのかと思った。




ワタシと話すために




家が目の前なのにコンビニの駐車場に止まって



電話をくれたことが嬉しかった。




あと何分、もう少し。



それがとても嬉しかった。




初めてアナタの街まで行こうかなって言った。




おいでよ。と言ってくれた。




「愛してる」




アナタはそう言うけど




一緒にはいられないんだよ。





ときどきこの言葉を思い出しては






涙を流すこともあるんだよ。




思ったより元気で安心した。


久しぶりに声が聞けてホッとした。



「癒されるよ」と言ってくれただけで嬉しかった。




電話が切れたあとのメールは大事に保護した。





いつもと変わらないアナタ。



いつもと変わらないアタシ。




いつもと変わらない時間。




それだけですごく幸せで。





これからも続けばいいなぁ。なんて




思ってみたりもする。




あいまいなこの気持ちを抱き始めて


もうすぐ一年。



最近ではもう、電話もなくなった。


アタシからメールをするのも怖くなった。



夜のスカイプもつながなくなった。




いつでも電話に気づけるように



マナーモードも解除した。





いつかまた、笑って話せる日がくると




思っているけど





そんな日がくるのかさえ




もう見えない。






ただ一言を聞かせて。




何も言わないから、何も聞かない。



居心地がいいからなのか、めんどくさくないからなのか。



どっちも同じだけど。






寄り添うことはないけれど、



声だけが耳元に残っていて、




どうしようもないキモチになるんだよ。





側にいられない道、



いつまでも果て無しなく歩き続ける。



どこかに続く道を。


呼ばれたことのナイ、アタシの名前。



手書きで、アタシの名前が書いてあった。




ちゃんと知ってるんだ。




いつもアタシのことを




「アナタ」とかあだ名とか。




それしか言わないから、忘れられてるんじゃないかって




思ってたよ。






一度だけ聞いた、アナタの音をしたアタシの名前。






すごく照れくさかった。





ホントはもっと、




呼んでほしいんだよ。