お亡くなりになられた方1万5,900人、
災害関連でお亡くなりになった方3,802人、
現在も行方の分かっていない方2,520人、
2万2,000人以上が犠牲になってしまった
東日本大震災発生から去る3月11日で
13年を迎えました。
道路完成率:99%、
防波堤完成率:99.3%、
農地再開可能率:96%など
ハード面は震災前の状況にほぼ近い形まで
復旧しましたが、
ソフト面はなかなか難しいというのが
私自身の肌感覚です。
アンバーホールで開催された追悼式に参加し
14時46分に黙祷を捧げてきました。
久慈市長をはじめ、
達増知事や小沢一郎衆議院議員の代理の方、
県議会議員の方、そして、
「もぐらんぴあ」(久慈市水族館)の
応援団長で同級生のさかなクンなど
多くの方々が参列していました。
夕方からは、震災復興のシンボルとして
建立された「ケルン(記念碑)」の周りで
希望の光に祈りを込めて鐘を鳴らし、
鎮魂の灯りをともす式典もありました。
元々、過疎化の進む岩手県沿岸地域ですが、
東日本大震災発生後の13年で人口は減少の
一途を辿っている状況です。
減少率の最も少ない久慈市でも16.5%減、
世界遺産のある釜石市では24.5%減、
津波で生き残った一本松のある陸前高田市
では26.1%減、
町長も犠牲になった大槌町ではなんと
32.8%減と、
人口減少に加えて、社会減が進行し、
相次ぐ小・中学統廃合は37.4%にも
上っています。
能登半島地震でも浮き彫りになりましたが、
被災地に限らず、日本社会全体が直面する
超高齢化社会と人口減少問題。
これからの日本を背負っていく子供たちに
希望の光が差し込む世の中になることを
心から願ってやみません。