桜見ツーリングに行けず…
花チラシの雨に泣く週末
春といえば、桜。そして、バイク乗りにとっては、ポカポカ陽気の中で桜並木を駆け抜ける「桜見ツーリング」はまさに春の風物詩。今年もそんな春ツーリングを心待ちにしていたのですが――残念ながら、今週末の予定はあえなくキャンセルに。
というのも、「花チラシの雨」が見事に開花した桜を直撃。満開の桜が見頃を迎えていた矢先の大雨。金曜日の天気予報を見た瞬間、思わず「マジか…」とため息が漏れた
アラカンおやじ風太です。
満開直前の下見で期待が高まったのに…
実は先週の日曜日、近場の桜スポットを下見に行っていたんです。地元の川沿いや、峠道沿いの桜並木も、つぼみがほころび始めていて「来週末は満開だろうな」とワクワクしていました。
そこで「今週末こそ、久しぶりにがっつり桜見ツーリングに行こう!」と決意。ルートも決めて、オイル交換も済ませ、チェーンもピカピカにして準備万端。友人からも「どこ行くんですか?」「写真楽しみにしてます!」なんて言われていで、気分は完全にツーリングモード。
しかし、自然は容赦ないですね。木曜日の夕方から降り始めた雨は本降りに。
気象予報士の「花チラシの雨になりそうです」の言葉に、ガックリと肩を落としました。
花チラシの雨って何?
ここで少し豆知識を。春に降る雨のうち、満開の桜を散らすような強い雨や風のことを「花チラシの雨」と呼びます。風情ある表現ではあるけれど、バイク乗りにとっては悲しい響きでもありますよね。
「これで、桜も終わりかな…」と窓の外を見ながらコーヒーをすする週末って想像しています。バイクには乗れず、桜も散ってしまい、ダブルで落ち込みそうです。
ツーリングの代わりにやること
とはいえ、せっかくの休日。ただ落ち込んでいても仕方がないので、今後のツーリングプランを立てたり、ガレージでバイクのメンテをしたり、ヘルメットのインカムを調整したりと、有意義に過ごします。あと、過去の桜見ツーリングの写真を見返してみたら、それだけで少し気持ちが晴れました。数年前に訪れた有名なの桜木を見に行ったりしました。どれも思い出深く、また行きたい場所ばかりです。
来年こそはリベンジ!
今回の桜見ツーリングは、まさに「花チラシの雨」に泣かされた形となってしまいましたが、自然相手の趣味だからこそ、こういうこともあるのがバイクの醍醐味。むしろ、次の晴れた日にバイクに乗る喜びは、きっと何倍にもなるはずです。
今は、ツーリング日和が戻ってくるのを待ちながら、新緑の季節のルートを考えています。桜には間に合わなかったけれど、新緑の中を走る「初夏ツーリング」もまた格別。
バイク乗りの皆さん、今年の桜見ツーリングは楽しめましたか?
来年こそは、満開の桜の下を思い切り走り抜けたいですね!