高齢者と最近の銀行・・その限界・・
こんにちは、こんばんは、アラフィフあらためアラカンおやじです。
そう気づけば、アラカンに近づいておりました、風太でございます。
今日は、高齢の母を連れて銀行へ行ったときのお話をさせていただきます。
デジタル化?DX化ゆえの高齢者の限界
81歳の母を連れて、某メガバンクのある支店に伺い
手を付けていなかった、母の銀行口座の住所変更に行ってきました。
その中での、いくつかの限界を感じたのでお話します。
まずは予約しました
最近はどうやら銀行も事前予約をしないと対応してくれないらしく
Webサイトから事前に予約をさせていただきました。
この予約は、UIも割とわかり安くスムーズに予約する事が出来ました。
ふと我に返って!これ、うちの母!出来るか・・・・!!
まず、無理・・・1つ目の限界を感じました。
店舗への来店
予約後、数日たって、母を連れて支店へ行く前日にメールが届き
明日の予定確認が・・・・メールを見ることができない母は・・・
これも限界化も・・
さて、当日、支店へ着くと、まずは予約番号をとるために端末で発券
そうこうしている間に、予約時間の5分前に、名前を呼ばれ
受付の方にお話をすると別の予約番号を渡される・・・ナゼ・・・!
そして、今回は、リモートブースでの対応となりブースに入りました。
リモートブースで・・
リモートブースでは、画面越しに担当の方が対応してくれましたが
肩掛けのスピーカーマイクを肩にかけての対応が始まりました。
母は、私の横の予備椅子で座り画面を眺めていました。
さて、画面越しでは、マイナカード・キャッシュカード・通帳を所定の場所に
置くように指示され担当の方がカメラで確認してくれました。
その後、いくつかの手続きで、タブレット画面で
名前を書くというフェーズが出てきました。ここは、ご本人様で・・・っと
母に書かせたのですが、指で液晶画面に文字を書くのが慣れていないので
四苦八苦しながら4回目で書くことが出来ました・・・これも限界点・・・かも
様々なやり取りのなか、カードを刺したり、抜いたり、暗証番号を
何度も入力したりと、おそらく母、単独で無理だったでしょう・・・
1人暮らしを止め、施設に入り・息子がサポートする生活でなく
そのまま、一人暮らしをしていたらと考えると、こんな対応・・すべて限界・・
銀行の対応進化に期待
今後、さらにDX化・デジタイゼーションが進むと思いますが
特にスマホを使えない高齢者などへのUIの工夫など必要と考えました。
優しく指導いただけますが、高齢者が単独だった場合の
対応は、困難を極めると考えます。
自分もそのうち高齢者になりますが、よりわかり安いUIデザインが
進むことを祈らずにはいられません。