「アイのない恋人たち」第8話

今週は多門くん&栞ちゃんカップルからスタート

「おはよう」

いやぁ~ラブ本郷奏多君の寝顔に寝起き、そしてこの微笑…ラブラブ

今期は日曜日に演技のふり幅をご披露しまくりな奏多君ですね

 

夢心地の奏多君を地獄に突き落とすリアリスト栞ちゃん

「30前の女が一人実家に戻ったらいろいろ面倒くさいし」

田舎であればあるほど出戻りが噂されるのは事実ですよね

でも栞ちゃんは色々理不尽なことはあっても常に現実を受け入れて

きっと口癖は「仕方ないですよね」とか「やるしかないですね」

で能力高いからできてしまう長女気質

だけどいつもどこか乾いていて癒しと潤いを求めてる

 

この二人は職場恋愛だし

なんとなく互いに惹かれていくのが最初から割としっくり来たので

是非うまくいってほしかったのに

互いがストレートすぎて無駄にぶつかり合ってしまった

「本当に言いたいことはそうじゃないのに」

という部分と

「いや本当の自分はそうだから変えたくないし変えられないし」

という部分との葛藤がリアルで

人はこんな風に納得したつもりになってあきらめて

結果すれ違っていくんだなというのがあるあるすぎて

凄く胸が痛くなりました…だから今回のラスト

この二人が理性よりも感性に従った行動、すごくよかった笑い泣き

 

物わかりの良さは時に障害になる

本当に得たいものを掴むためにはなりふり構わず突き進みなさい

 

「自分がない」と思う全ての物分かりのいい人へ

遊川さんのメッセージを感じた気がします


さていつものドラマ冒頭のボーイズトーク

いくつになっても子供みたいにつるんでいるのが

男子が持つ元々の幼さを表現していて可愛くて

ほのぼのしていて大好きなんですけれど

今週はとうとう3人に亀裂が入ってしまいました

イラつく真和に良かれとアドバイスする二人に

心なき言葉を浴びせてしまう真和

 

何もかもうまくいかない時ってあるよなぁって

しかも追い打ちをかけたのが誰でもない自分自身であるってことも

もう救いようなく暗い穴に落ちていく感じ

 

そんな真和の心を整理して頑なな気持ちを溶かす役割に

ママに捨てられたという点で同志のはると君を持ってくるのが

遊川さんの脚本がいいなぁと思うポイントでした

 

「いいとこ全然ないし…僕…」

「ママ、どうして僕を捨てたの?」

 

ママにまっすぐ向き合うはるとくん

健気で胸がきゅうっとしたよ

 

受ける佐々木希ちゃんも母性を感じる表情が良かった

 

「はると、言霊って知ってるか?」

 

きっと僕の好きなものは見つかる

僕は強い僕には勇気がある

僕は人の悪口なんか言わない

僕は一人なんかじゃない

僕にはママがいる

 


 

はるとくん…この前まではパパとばあばのいいなりで

全然輝いてなくて背中もいつも丸くって

でも今日はかっこよかった、強かった!

子供だからこその弱さと 子供だからこその正しさと強さ

こういうのを見せられるとたまらない気持ちになります

きっと真和も同じ気持ちで 前に進もうと思えたんだろうな

 

父親との対話で自分の心と向き合う真和

「愛とは許すことだって本に書いてあった」

誰かを許す時 人は初めて前に進むことができる

友達からのまっすぐな想い はるとくんのまっすぐな想い

お父さんのまっすぐな愛 たくさんのまっすぐさに触れて

やさぐれた真和さんの心は溶けていったよなぁ

 

それにしてもやさぐれ役の福士蒼汰さんは似合ってる

福士蒼汰さんはキラッキラな役よりも

こういう影のある役の方がいいですね

役者さんって本人の持つ本質の陽と陰がかなり作用すると思う

どんな役も演じられるのが役者さんかもしれないけれど

その本質に合った役の時の方が魅力が増しますね

山崎賢人さんとかもそう思うな~

陽のヒーロー充てられがちだけれど本質はきっと陰

「劇場」とかよかったよな…

 

話は戻すけれど福士蒼汰さんのご両親役

愛を求めて愛に彷徨う高橋ひとみさんママと

誰かを憎むことではなく許すことを教えるお父さん

こういう夫婦を演じ切れる二人の俳優さんの演技が

素晴らしいと思いました

 

自己肯定感が低い母は愛を求め続けることで

誰かに必要とされる自分になりたかった

「あたし、糸が切れた凧みたいだし…」

身内の前で素直に泣くことができてよかったねお母さん

どんな私でも丸ごと愛してくれる人がいるということは大切なこと

お母さんは自己肯定感が育たないまま大人になってしまった

だからお父さんの無償の愛が必要なんだねぇ

こういう組み合わせのカップルもあるなぁと

端から見たらGIVE&TAKEになっていない理不尽と感じる愛

でもGIVEGIVEだってTAKETAKEだって

本人たちが幸せならいいよね

 

理不尽とかみっともないとかみじめとか思っていた

真和は愛を求め続ける母を肯定して

そんな母への愛を貫く父を尊敬して

結論として自分も人を愛すことを怖がらず

愛した人への愛を貫こうと心に決めた

 

今まで見下していた両親のことを認めることで

自分自身の弱い部分も認めて自分を肯定できる

結局親への愛を自覚することと親を認めること

そこから育まれる自己肯定感だなぁと思いました

 

このドラマは

それぞれの登場人物の家庭環境までしっかり描かれていて

親である立場にある人にはとても響くと思う

そして男女7人はわかりやすく弱点が強調されていて

誰かに全面的に共感という役どころではなく

そういうところもあるよなと誰に対しても

程よく俯瞰して見ることができるという点で優れているなと

 

長くなった~

今日の放送第9話に間に合わんっ

いったん終了

 

「やっぱり私はあなたが好きです」

どうなるんだろ~

岡崎紗絵ちゃん地味でありながら存在間のある役柄

時折吐くセリフの正義感が真和が惚れる彼女の人柄を表現できてる

華やかな彼女なのに難しい役を頑張っていらっしゃいますね

 

「アイのない恋人たち」日曜22時ABCテレビ枠

「何曜日に生まれたの」以来みているこの枠

いいドラマが続いていて日曜のお楽しみの一つです^^